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意図的な絶望

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2013年 1月 8日(火)14時17分47秒
  通報 返信・引用 編集済
  http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11313557343.html

≪苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より抜粋(9)≫
テーマ:苫米地英人
(8頁からの続き)

日本民衆と社会の腐敗

http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/Ushiyama.html

■年間自殺者3万人が示す「意図的な絶望」

さて、経済で行われている情報遮断と情報の書き込みでは、私達にもっと恐ろしい操作が行われています。

例えば、経済苦を理由にした自殺者が毎年増えています。自殺者の総数も毎年3万人を超え、これは交通事故の死亡者数1万人の3倍にも当ります。「3万人も自殺している。これは異常事態だ」と言うのが大方の反応でしょうが、私はそうは思いません。「よく3万人で収まっているな」これが私の率直な感想です。

1億人の中のパーセンテージ Percentage(百分率、百分比)で言えば、0.03%、たったの3万人。全然少ないのです。この3万人は、事情は様々ですが、みな絶望して死んでいることは確かです。私に言わせれば、本当はもっと多くの人間が絶望して死んでいなければおかしいはずです。もし、いま置かれている日本人の現実を知ったとすると、1億人がみな絶望しているはずだからです。

ということは、私達はそこまでの現実を知らされていない、ということになります。

人間が何故絶望するかと言えば、自分に対する期待があり、その期待が満たされないと思うからです。更に、その期待を実現する次なるチャンスが無い、と思い込むからです。ですから、たとえ取り返しの付かない失敗をしたとしても、別の道にチャンスがあると思えば、自殺などする必要はありません。逃げることもそうでしょう。他に逃げ場がある人間は自殺なんて考えませんし、逆に自殺する人は、逃げ場が無いと思い込んでいます。

ここが重要なポイントなのですが、自殺する人もしない人も、そこにある世界は全て作り上げられた世界です。その線引きはつまり、操作が利(き)く世界ということです。

私が考えるに、絶望し自殺するに至るラインは、本来あるべき位置よりずらされているのです。日本の経済は厳しく、働けども失敗し、とうとう何もかも上手くいかなくなり自殺しました、という中の、どこにラインがあるかという問題ではないのです。本来十分な仕事をし、余裕で自殺しなくてもいいだけの稼ぎをしているのに、自殺せざるを得なくなる。

つまり、日本にあるべき社会的なインフラストラクチャー Infrastructure(下部構造、社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称)と経済構造が、本来あるべきところよりも思い切り下げられている。問題の本質は、ここに隠されています。つまり、絶望が意図的に作られている。

このように、元々思い切り低いところに切り下げられたリアリティ Reality(現実感。Virtual Reality:人工現実感、仮想現実)が作られているせいで、自殺者が3万人という極めて低い数字に収まっているということなのです。日本の経済社会は、あたかも「悪い環境ではない」かのように見せ掛けられているだけです。

働いたお金が支配者達の下にどんどん吸い上げられていき、本来送っていて然(しか)るべき生活水準よりも遥かに低い生活を強いられている。それが、私達日本人が置かれている現実です。

しかし、それを知らされず飼い馴らされた日本人は、そのことに気付かず、だからこそ3万人程度の自殺者で事が収まっているのです。もし、全員が真実に気付いたとしたら、何十万人、何百万人というオーダーで自殺者が出ても不思議はありません。


■権力者の操り人形と化した団塊の世代

≪≪私達日本人が、意図的に作られた絶望に骨の髄まで慣らされてしまった大きな原因の1つは、60年代の学生運動に求めることが出来ます。何故なら、その時期、権力サイドから完膚なきまで押さえ付けられたことで、今の団塊世代が「操り人形化」してしまったからです。

私は、東京大学安田講堂の陥落に至る1968年、69年の学生運動鎮圧について、警察のトップ官僚OBと話をしたことがあります。その警察OBは、当時、学生運動鎮圧の指揮を執った当事者の1人です。彼は、学生達への激しい鎮圧行動が上からの指示で行われたこと、そのやり方が現場の人間として余りにもやり過ぎだと感じたことを話してくれました。

鎮圧する警察側と、デモと投石を繰り返す学生側とでは、やはり大人と子供以上の攻撃力の差があったことは頷(うなず)けます。催涙弾をぶち込み、催涙銃の水平撃ちまで行って、痛みと恐怖で燻(いぶ)り出し、出てきたところを警棒でそれこそボコボコに叩きのめしました。

どういうことかと言うと、圧倒的に強かった警察側が、圧倒的に非力な学生側に襲い掛かり、息の根を止める寸前まで捩じ伏せ、二度と自分の足で立ち上がれないように、徹底的に暴力を振るったわけです。大人が子供に暴力を振るったら、どのような結果が齎(もたら)されるでしょうか。それは、さながら極悪非道のテロリストに対する武力鎮圧だったとも言えます。

学生運動の焦点は、日米安保改正問題でした。安全保障条約を結ぶかどうかではありません。安保締結は、敗戦の時サンフランシスコ講和条約(1951年)と同時に行われたものです。ですから、急進的な学生が安保は期を標榜していても、その心は、安保を破棄するにしろ改正するにしろ「内容を検討しようよ」という言論によるものが始まりでした。

それが火炎瓶を投げる物理的な行動にエスカレートするまでは、当局との様々なぶつかり合いがあったのです。その後、学生運動は徹底的に叩き潰されました。あそこまでする必要があったのか、「極めて疑問だ」「学生の、権力に対抗するという意欲を完膚なきまでに叩き潰してしまった」と彼は言いました。

実際、学生運動の嵐が過ぎ去って見ると、彼らは殆んど魂を抜かれたも同然でした。つまり、徹底的な武力鎮圧を受け、二度と立てないような精神状態に置かれてしまったということです。

そのような仕打ちを受けた団塊の世代に共通するのは、「何をしたところで、社会は何も変わらない」「言葉を尽くしても、何の役にも立たない」という深い諦念(ていねん)です。彼らは、圧倒的な力を持つ国家権力によって、そのことを心に、徹底的に刻み付けられてしまったのです。

その団塊の世代が、そのまま普通に就職し、普通のサラリーマンになり、高度経済成長の尻尾にぶら下がってぬくぬくと生き長らえました。どういうことかと言うと、彼らは、権力サイドに都合の好い操り人形として、骨の髄まで従順なサラリーマンにされたわけです。

徹底的な敗北を心に刻んだ世代は、意図的に作られた絶望を受け入れ、何も疑問を持ちません。「世の中なんか、そんなものだ」という思い込みは、彼らの下に奴隷を作る力に変わってこそすれ、彼らの下に続く世代に新しい気付きを生み出す力にはなり得ません。

残念ながら、彼らの経験と思考は、支配者達の思惑通りに私達の目と耳を塞ぐ力にはなり得ても、社会の変革パワーになり得ないのです。≫≫

〔資料〕日本人が知らないニッポン―隠されてきた歴史から読み解く世界の成り立ち - THINKER
http://thinker-japan.com/thinkwar.html

〔資料〕日本はサンフランシスコ講和条約で独立国として承認されていなかった!?(苫米地英人著『脳と心の洗い方』より抜粋) - Anti-Rothschild Alliance
http://rothschild.ehoh.net/material/36.html

〔資料〕日本人が頭に入れておくべきこと 1~2 - 山本正樹オフィシャルブログ 2011年10月22日、11月2日
http://www.yamamotomasaki.com/archives/714

http://www.yamamotomasaki.com/archives/723

〔資料〕日本人が知らない 恐るべき真実 研究ノート目次:アメリカの占領政策、他 - Anti-Rothschild Alliance
http://rothschild.ehoh.net/truth/part3/find.html

〔資料〕1942年6月米国「日本プラン」と象徴天皇制 By 加藤哲郎(『世界』2004年12月号掲載文) - 加藤哲郎のネチズン・カレッジ
http://homepage3.nifty.com/katote/JapanPlan.html

〔資料〕George R. Packard著, 森山尚美 翻訳『ライシャワーの昭和史』(講談社 2009年刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%8F%B2-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BBR%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89/dp/4062151952/

〔資料〕金貸し支配と労働運動は繋がっていた? - 日本を守るのに右も左もない 2009年5月8日 ※二層化された世界の下層部分に対する分断統治
http://blog.trend-review.net/blog/2009/05/001129.html

〔資料〕ウォール街金融資本が作り出す歴史構造 By Antony C. Sutton~左翼右翼の対立、戦争etc~ - 日本を守るのに右も左もない 2007年12月10日
http://blog.trend-review.net/blog/2007/12/000553.html

〔資料〕Antony C. Sutton著『ウォール街とボルシェヴィキ革命』を読む。 - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2006年12月3日
http://amesei.exblog.jp/4291064/

〔資料〕Antony C. Sutton著『ウォール街とボルシェヴィキ革命』翻訳 - ショーン007aの日記
http://www.nn.em-net.ne.jp/~komoda/index2.html

〔資料〕資本主義と共産主義はユダヤの両建て主義 - truthseeker's archive 2010年7月27日
http://blog.livedoor.jp/truthseeker/archives/65388637.html

〔資料〕ロスチャイルド胤「二卵性双生児」マルクスとニーチェ By Andrew Hitchcock - さてはてメモ帳 Imagine&Think! 2008年10月3日
http://satehate.exblog.jp/9845623/

〔資料〕≪NHKスペシャル『日米安保50年 第1回 隠された米軍』 より文字起こし≫|MelancholiaⅠ
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-10855996289.html

〔資料〕≪宋 鴻兵 著『通貨戦争―影の支配者たちは世界統一通貨をめざす』 より抜粋(14)≫|MelancholiaⅠ ※Walter Lippmann著『世論』、【蛇の如く聡くあれ Be Wise As Serpents】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11012233277.html


■絶望に飼い馴らされた日本の最大勢力

≪≪この団塊の世代の下に生れた団塊の世代ジュニアが、また問題です。

小泉純一郎(1942-)元首相が郵政民営化を問うた、2005年9月の解散総選挙では、「B層戦略」なる作戦が使われました。そこには、人間をAとBの2つに分けて、Bを狙うことが明記されていました。Bの人と言うのは、普段投票に来ない浮動層のことです。

(中略)この「B層戦略」を請け負った大手広告代理店には「B層マーケティング」というものがあり、彼らの言うB層とは、団塊ジュニア、もしくは団塊の世代から影響を受けた人のことなのです。つまり、自民党が行った「B層戦略」は、浮動層と言いながら実は団塊の世代の子供達をターゲットにした選挙戦略だったのです。

〔※補足~「B層戦略」を請け負った広告代理店について:「B層戦略」は、表向きには在日米商工会議所の系列の広告会社であるプラップ・ジャパンが自民党の選挙戦略として立案したことになっているが、実際には、電通、プラップ・ジャパン、I&S/BBDO、フライシュマン・ヒラード Fleishman-Hillard(民主党側、当時の党代表は“レント・シーカー”岡田克也)といった主立ったPR会社が、「米国の金融資本の為の郵政民営化」を実現する為に大掛かりなチームを組んでいた。

尚、添付資料にある「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」は、竹中大臣が側近の岸 博幸(1962-、元経産省官僚)を介して、PR業者である有限会社スリードに随意契約で発注し、作成させたもの。

その総責任者が、米国の金融資本の命令を受けて動いているアレン・ローゼンシャイン Allen Rosenshine(1939-、BBDO Worldwide Inc.のCEO)であり、ローゼンシュタインは、郵政民営化が参議院で一旦否決されて総選挙となる8月5日の3日前の8月2日に、突如首相官邸を訪れ、小泉首相と極秘会談を持った。BBDOは自民党側、フライシュマン・ヒラードは民主党側の選挙戦略を担当していたが、この2社は実は共にロックフェラーのオムニコム Omnicom Group Inc. の傘下企業。→郵政民営化研究会、日経・CSISバーチャル・シンクタンクなどを参照。双頭政治〕

(中略)こうしたB層を一言で言うとしたら、私は、世の中に対する抵抗心が無い世代だと思います。幼い時から、世界に疑問を抱くことを禁じられてきたのです。

私達の世代は、少なくとも、自分の目の前にある現実に対して、抵抗する気持ちを持っているはずです。つまり、批評眼が大事だと考え、それを通して社会の出来事を眺め、もっともらしい常識を疑い、もっと上手いやり方があるはずだと工夫を凝らします。ところが、団塊ジュニアと呼ばれる世代はそのような価値観を持っていない、或いは極めて希薄だと、何処からどう眺めてもそう評さざるを得ないのです。

団塊ジュニア世代の親は、徹底的にやっつけられた世代です。何をしても駄目だということを厳しく悟ったわけです。そうした親の姿勢や思想に影響されて育ったジュニアが、目の前の現実に疑問を持たず、世の中の流れに抵抗する心を持っていないのは、極当然の帰結だと言えます。

自民党の「B層戦略」は、疑問を持たない人間を取り込む為の戦略だったということです。だからこそ、優勢を民営化すると何が良くて何が悪いのか、彼らはそんなことなどお構いなしに自民党に投票しました。小泉チルドレンが薄気味悪いほど大量に当選したのも、こうした仕掛けが奏功した結果だったと言うことが出来るのです。

団塊の世代と団塊ジュニアの世代、この両者こそ、支配者が作る意図的な絶望に慣らされた最大勢力と言えます。彼らは、この作られた絶望を見破れないばかりか、この世が作られていることそのものを疑おうとしないのです。

残念なことですが、彼らがこの日本の作られた絶望を肯定し、受け入れたままである限り、薩長勢力を祖とする日本の「勝ち組」による、国民の奴隷化を止める力は生れません。何故なら、この世代こそ日本の人口ピラミッドの最大ボリュームゾーンであり、政治を、そして経済をも、数の倫理で押し流してしまうからです。≫≫

〔資料〕≪斎藤貴男 著『消費税のカラクリ』 第3章 消費者が知らない消費税の仕組み、他 より抜粋(9~11)≫|MelancholiaⅠ ※小泉純一郎・竹中平蔵らによる「構造改革」の正体、竹中平蔵の正体、(対日)年次改革要望書、松下政経塾の正体、MRA、郵政民営化研究会、郵政選挙と広告代理店(BBDOとFleishman-HillardはロックフェラーのOmnicom Group Inc.傘下企業)、他
http://arsmagna2.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

〔資料〕郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案) By 有限会社スリード・株式会社オフィスサンサーラ 2004年12月15日(PDF、全15頁)
http://tetsu-chan.com/05-0622yuusei_rijikai2.pdf

〔資料〕広告代理店というのは、「国民洗脳産業」である。 - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2006年3月26日
http://amesei.exblog.jp/2879210/

〔資料〕≪苫米地英人 著『利権の亡者を黙らせろ―日本連邦誕生論』 より抜粋(3)≫|MelancholiaⅠ ※小泉劇場と地デジ利権、他
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11253445914.html

〔資料〕≪苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より抜粋(1)≫|MelancholiaⅠ ※添付資料全般
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11291791209.html


■テレビの世界で起きている恐ろしい現実

≪≪更に悪いことに、この世代から次の世代に、負の遺産が受け継がれようとしています。子羊としての団塊ジュニアが、更に子羊を産む。このことももちろん問題ですが、それだけではありません。問題の本質は、奴隷化の為の教育が推進されることです。

例えば、いまテレビでは、明らかに馬鹿な日本人を作るプロジェクトが始まっています。テレビ局トップが相談して決めたのか、アメリカ大使館からそのような指令が飛んだのか、確認する術はありませんが、トップクラスの意思決定が働いているとしか言いようがないほど、その兆候がはっきりと現れているのです。

その典型が、テレビ画面に、テロップや字幕風の活字(スーパーインポーズ)を映すやり方です。最近のバラエティ番組では、タレントの喋(しゃべ)りに被せて、大きな活字でその内容を採録したり、第三者的にツッコミのナレーションを入れたりするようになりました。その活字が躍ったり、更にそこに効果音が被せられたりすることも、よく見受けられるようになりました。

これこそが、人間のIQを下げる最も効果的な方法だとされているのです。果たして最も効果的かどうかについて、私はまだ科学的に検証を終えていません。しかしはっきりしているのは、この方法をテレビで多用すれば、確実に人間のIQは下がります。何故なら、テレビ画面を見ている人間は、抽象的な思考を抑制され、何かを見ることで抽象的な思考を進めていくという思考力をどんどん喪失していくからです。

実際、過去に行われた実験で、次のような結果が生れることが証明されています。その実験では、被験者に映像を見せながら、画面に映った内容を表す擬態語など、抽象的な単語を次々と見せていくということが行われました。

それを続けていくと、僅かな時間で段階的に思考能力が失われました。そして、更に続けていくと、被験者の脳波が何も考えていない状態と同じ波形になり、そのままそれが継続していきました。つまり、そうした映像が遂(つい)には見る側の思考そのものを止めてしまったということです。

人間は、そうした刺激を受け続けると、能動的に思考を行うことが出来なくなります。これが出来なくなれば、物事を見て感じ取り、そこから抽象的な思考を進めていくことも出来なくなるわけです。抽象的な思考を行うことは、人間の脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)、最も高度な部分における脳の働きなのですが、この働きをそっくり失ってしまうのです。

テレビ局の人間は、一般の人々が想像する以上に、映像における大衆操作についてよく学んでいます。もちろん、制作会社のADさんがそうだと言っているのではなく、テレビ局の中には、大衆操作の禁じ手など、テレビの闇のテクニックに通じた専門家がいるのです。

いま番組制作に当っている主力世代の年齢は、団塊ジュニアの中でも35歳から40歳くらいです。彼らは、上からの命令に何も疑問を持ちません。既に、抽象的な思考を抑制する番組制作にも慣らされ、それはおかしいと問題にするようなこともありません。当然、闇テクニックを知る上層部からの命令に疑問を持つこともなく、番組制作に邁進(まいしん)することでしょう。

団塊ジュニアは、自分達と同じ子羊を作る為に、日本人の抽象的思考を無差別に大量破壊し始めるのかも知れません。あたかも朝起きて神の声を聞き、歯を磨いてお茶を飲み、1人で用意した爆弾を車に積み込み、そのまま人々の集まる繁華街に突っ込んでいくテロリストのように・・・・・・。

B層が、更に輪を掛けたB層を生む為に、自ら進んで「B層戦略」を推し進めるような事態だけは、何とか回避しなければならないと思うのです。≫≫


■馬鹿な日本人を作るプロジェクト

馬鹿な日本人を作ろうとしている点で、ここで1つ付け加えたいのは、教育の問題です。教育基本法の改正、ゆとり教育など、ここ数年の日本を眺めると、単に日教組と文部科学省との対立だけでは説明し切れない数々の問題が噴出しています。

その典型が、一時的にせよ、円周率を「3」にするとした学習指導要領の問題です。私は学校教育も、既に馬鹿を作るプロジェクトの一環に取り込まれたという気がしてなりません。

円周率というのは、御存じのように、3.141592・・・・・・と数字がランダムに永遠に続きますよ、ということを教えるのが重要な目的です。つまり、無理数という概念を子供に初めて教える為のものでもあります。

にも関わらず、円周率を「3」だと言い、それが問題にされると「いや、あれは計算をし易いよう、計算をする時だけ3でいいことにしたんですよ」と、文部科学省は理屈に合わない弁解をし始めました。教育の専門家が、無理数の概念を教えることと、計算し易いよう小学生に便宜を図ることを、そもそも混同するわけがありません。

英語教育でも「イマージョン・プログラム Immersion Programs(浸漬(しんし)教授課程)」という、いわゆる英語付け教育を導入した高校から米国の名門大学のマサチューセッツ工科大学 Massachusetts Institute of Technology(MIT)やハーバード大学 Harvard University に合格者を輩出している学校が出始めているという朝日新聞の記事が最近ありました。

イマージョン・プログラム(浸漬教授課程)が良いと分かっているのに大半の高校が導入していないのは、米国の名門大学に入れる英語力は付いても、東大や京大に入れる英語力が付かないからです。要するに「受験戦争」という、日本でしか通用しない人工言語が出来るようにならないからという理由です。

まさに本末転倒ですが、ここにも、日本人は世界で発言出来なくてもいいのだ、という意志が働いているように感じます。日本の教育がこれだけボロボロになったことについても、私はそこに、何か意図的な仕掛けがあったのではないかと考えざるを得ません。

〔資料〕Immersion Programs(浸漬教授課程) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0


■進化した人間はワインの味が分からない

例えば、人々が美味いものをありがたがる、という現象があります。元々、美味い、不味いとは、どういう感覚なのか御存知でしょうか。

味覚というのは、脳幹の中で一番古い部分の情報処理です。それは元々毒性を見分ける為に発達し、進化したものなのです。(中略)ですから、基本的に自分の身体にとって良いもの、悪いものを見分ける為の昨日であることに変わりはないわけです。

その欲求を身体のほうから見ると、より自分の個性が長生きするよう、より多くの子孫を残すよう求める心ということになります。それを「煩悩」と呼びます。一般に、煩悩が強ければ強いほど、野蛮人だということになります。逆に、煩悩が弱ければ弱いほど、進化した人間だということです。

例えば、再びワインを例に取りますが、ソムリエがワインの美味い、不味いを細かく味わい分ける。細かく分ければ分けるほど、美味い、不味いに象徴される煩悩は強くなっていきます。何故なら、ワインの細かい味が分かるということは、つまるところ「俺の子供を産めば美味しいワインが飲める。だから俺の子供を産め」と言うに等しいからです。ワインの味が分かることは、最終的には、子孫の繁栄という目的に合致するのです。

とすれば、乱暴な言い方で誤解を恐れずに言えば、ワインの味が分かる人間は、野蛮人。進化した人間とは、ワインの味なんか全然分からない人間のことになります。


■思考をコントロールする為の教育

このように、文化の名を語る煩悩には、人間の欲求をもっと細かく、或いはもっと沢山というように、増大させる効果があります。ワインの味にしても、そう教育されたから、それが美味いと感じるに過ぎません。そうした教育を繰り返し受けることで、人間は煩悩をより強くしていくわけです。

日本には穢れという思想があり、私達にはみそがれた人間に近付きたいという欲求が埋め込まれています。自然淘汰が行われる世界の中で、弱肉強食で生き残ってきた遺伝子が日本人の中にもちゃんと残っています。そうすると、ワインの味がもうワンランク上がるようになることで、相手に弱肉強食で勝ったという考え方が生れます。それは仕方のないことだとも言えます。

≪≪しかし、人間はそれを超える能力を持っている存在です。その能力が、抽象的な思考が出来るということなのです。

つまり、「弱肉強食で勝たなくても、まあいいや」とか「自分のことはいいから、隣の人を助けてよ」と言うのがそれです。私達が日常的に行っているこうした思考こそが、私達が人間であることの本来の証しですが、支配者達にとっては、これをやられると困るのです。

それは、人間のコントロールが効かなくなるからです。支配者達が人間をコントロールする為には、自分の事だけを考える人間の集まりであればあるほど都合が好いのです。抽象的に物事を考えようとせず、それに与えられた価値を疑わずに忠実に動いてくれれば動いてくれるほどいいわけです。ですから、その為の教育を繰り返すのです。

先ほど述べた学校教育についても、その点が明らかに仕掛けられていると思います。無理数を整数に直してしまえば、それは数学を学ぶことで身に付けるはずの抽象的な思考を奪うと言うに等しくなります。数学が、単に計算をする勉強ではなく、数という世界を元に抽象的な思考回路を作る勉強である、と理解出来ない人間を育てます。≫≫

「3」という道具を使って、計算だけしていなさい――。

彼らの意図はやはり、日本人の頭をどんどん馬鹿にしていくこと以外ない様に思えます。


■支配者は再び貯蓄を呼び掛ける

本章の最後にもう一度、貯蓄の話に戻りましょう。現在(いま)、貯蓄に最も関心を持っているのはやはり30代、40代、その一翼を団塊ジュニア世代が背負っています。

大手広告代理店の「B層マーケティング」が絡んでいるのかどうか判然としませんが、金融機関による団塊ジュニアに対する評価は、押し並べて「彼らこそ貯蓄や投資に敏感で、自己の資産を増やす為にはリスクを取る投資も行う積極世代」というような具合です。

客観的な世代評価のように記述していますが、実は「あなたも団塊ジュニアなら、貯蓄するのは当り前。リスク投資も行って下さい」と、柔らかく脅迫しているかのようにも読めるのです。どうして、このようにしてまで貯蓄を煽るのでしょうか。

既に紹介したように、日本が早晩IMF(国際通貨基金)の管理下に置かれることは、知る人ぞ知る、薩長勢力の支配者達にとっては規定の進路です。

具体的に何が起こるかと言えば、極端なインフレです。それがハイパーインフレ Hyper Inflation と呼ぶに足るかどうかはともかくとして、日本国債の引き受け手がいなくなるのですから、それは国が右往左往するようなインフレであることは確かです。

極端なインフレである以上、預貯金は大変な目減りを起こします。海外の金融商品であれば、日本がそのような事態になった時に一時的には安全かも知れません。しかし、日本がそういう状況下では、海外に移住する以外、私達にはそのお金の使い道がありません。もし円を受け取ると、インフレ進行中は円安が日々進行している為、円の価値はどんどん下がるはずです。

戦後、敗戦国の常として、日本はハイパーインフレに襲われました。GHQ(連合国最高司令官総司令部)は、預金封鎖と新円切り替えを行い、日本はその場を凌ぎましたが、国民の懐(ふところ)から復興の為の資金は消えてなくなりました。

再び預金が封鎖されるか否か、それははっきり分かりませんが、少なくともIMF管理が行われるということは、戦後GHQが介入したと同じくらいのインパクトがあるということです。私達の資産が消えてなくなる可能性さえあるのです。

それでも尚、私達に貯蓄を勧める勢力がいます。彼らはきっと、こう言うでしょう。「国を復興する為には、本源的な金融資産が必要だ」、と。彼らは、次の支配システムに向かって、再び国民に貯蓄を呼び掛けます。金融機関も、その尻馬に乗ります。私達にもう一度、返済する必要のないお金を貢(みつ)がせる為に。

(中略)国民からお金を預金、年金などの貯蓄名目で税金として召し上げる彼らこそ、失うことが確実な国民のお金を使って、私達を洗脳経済の泥沼に引き摺(ず)り込み、私達に次なる安楽を用意するのです。つまり――。

何も知らないことが一番の幸せだ、と。奴隷でいることが一番の幸せだ、と。

〔資料〕≪苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より抜粋(6)≫|MelancholiaⅠ ※添付資料全般、アジア通貨危機とIMF管理下に置かれた韓国経済
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11303586007.html

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