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ラコフスキー調書

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2013年 3月 1日(金)01時04分2秒
  通報 返信・引用 編集済
  http://megalodon.jp/2011-0525-1153-47/hiroshima.cool.ne.jp/h_sinobu/rakousuki.htm

ーラコフスキー調書ー 世界革命の元凶は《OHU》だった   永渕一郎訳
(解説)
 ラコフスキー調書の被告ラコフスキーは1938年のトロッキスト裁判で、ブハーリン、ルイコフ、ヤゴダ、カラハン等と共に裁判にかけられ、銃殺刑の判決を受けたが、20年の懲役刑に減刑され、強制収容所に送られ、そこで死去した事になっている。1982年の百科事典ブリタニカでは彼の事を次の様に記している。

  クリスチャン・ゲオルギュウィッチ・ラコフスキーは1873年8月13日
 ブルガリア革命家となり、次いでルーマニアにおいて社会主義の地下運動家と
 して活躍、ボリシェビキ党に入党。1890年ソフィアの大学から放校され、
 ジュネーブに行き、フランスに渡り、モンベリエで医学博士の称号を取得、イ
 ンサロフというペンネームで「イスクラ」紙、「ブラウダ」紙に執筆、190
 7年ルーマニアから追放され、ロシアに移住し、1916年逮捕、投獄される。
 1917年ボリシェビキにより釈放される。レーニンの側近となり、十月革命
 後は1919年中央執行委員会委員に選出され、ウクライナ・ソビエト社会主
 義共和国の人民委員会議長となる。しかしソビエト共和国自治活動に味方し、
 スターリンや中央集権の支持者と衝突、その結果ウクライナでの地位から追わ
 れ、1926年フランス駐在大使になる。1927年反スターリン、トロッキ
 ズムの廉で党を除名され、アストラハンに、次いでカザフスタンに流刑される。
 1934年転向し、党に復帰し、保険人民委員に任命されたが、1937年に
 免職され、スパイ、裏切者の廉で逮捕、裁判にかけられた。

 ところで取調官のガブリエル・ガブリロウィッチ・クジミンは、本名はレネ・ジュウリといい、フランスで教育を受け、モスクワでNKVD(内務人民委員会)の外国人諜報員になり、スターリンの信任を受けたフランス系ユダヤ人である。彼は云うまでもなくスターリン主義者であり、トロッキストであるラコフスキーとは、その世界観では相容れないが、時あたかも第二次世界大戦の直前であり、ドイツの対ソ侵攻の可能性を前にしてスターリン政権が危機に直面していた時だけに、ラコフスキーから聞き出したユダヤ金融資本による世界陰謀の内幕は大きなショックを与えている。尚この取調べはフランス語で行われたが、それに立会ったポーランド人医師ランドフスキーがその調書をロシア語に訳し、そのコピーを持っていた。彼がレニングラード近傍の寒村で屍体となって発見された時、その所持品の中からこれが発見され、それをスペイン内乱に参加した義勇兵が海外に持出したものである。


1938年1月26日
ガブリエル・ガブリロウィッチ・クジミンによる
被告クリスチャン・ゲオルギェウィッチ・ラコフスキーに関する考察
(註=取調べ官をGとし、被告をRで表記する。中見出しは訳者が付けたものである)

Gー既にルビャンカ(註、モスクワのソ連秘密警察本部にある監獄)で話合った通り、君に最後のチャンスを与えるよう要請したが、君がこの場に出席している事は、私の要請が成功した事の証左である。我々を騙さないで欲しいものだ。

R-私はそんな事はしたくないし、又、しない。

Gーまず好意ある警告をしておく。今私達に必要なのは、本当の真実だ。法廷や被告の自白の世界に出てくるような《官製的》真実ではない。・・・・ご存知の様に、この様な真実は常識的判断、西側で言われている《国家的判断》にとってのみ価値あるものである。国際政策の要請から我々はあらゆる真実・・・《本当の真実》を得さざるを得ないのだ。・・・例え裁判がどんな方法で行われても、所詮、政府や世間に報道されるものは、彼等に知っていて貰いたい事だけだ。しかし一切を知っておかなければならぬ人、つまりスターリンはこの本当の真実を知らなければならぬのだ。従って君がここで何を喋っても、それは君に不利となる事はない。君の発言は、君の罪を重くするものでなく、反対に君に有利な結果をもたらすと云う事を、君は知って置くべきだ。この時点では既に失われている自分の生命を、君は救う事が出来るかも知れぬ。これで私は言うことは皆言ったが、さてどうなるか。君は、ヒトラーのスパイで、ゲシュタポから資金を貰ったと、一切の自白しているが、本当か?

Rーその通り。

Gーそして君はヒトラーのスパイだったのか?

Rーその通り。

Gー否、ラコフスキー、真実を話してくれ。法廷の証言を言うな。

Rー私達はヒトラーのスパイではない。私達は、君やスターリンが憎むのと同じ様にヒトラーを憎んでいる。或はそれ以上かも知れぬ。これは非常に複雑な問題だが・・・。
●スパイと敗北主義
Gー君に助力するよ。・・・偶然私が知った事だが、君達トロッキストはドイツ参謀本部と連絡を持っていたというが、その通りか?

Rーその通り。

Gーいつ頃からか?

Rー正確な日時は知らぬが、トロツキー没落後間もなくだ。ヒトラーが権力をとる以前だ。

Gー確かめておこう。君はヒトラーや、或は彼の体制の私的スパイだったのか?

Rー正確に言えば、私達がスパイだったのはずっと昔の事だ。

Gー一体何の目的で?ドイツに勝利を保障し、若干のロシア領土を与える為か?

Rー否、とんでもない。

Gーつまり、単純なスパイの様に、銭の為か?

Rー銭の為だって?ドイツから1マルクだって貰ったものは誰もいない。ソ連の外務人民委員を買収するような、そんな銭はヒトラーにない。ソ連の外務人民委員はモルガンとバンダールビルトの富全部以上の予算を自由に出来るし、その銭の支出報告もする必要はない。

Gーよろしい。ではどんな理由で?

Rー素直に喋ってよいかネ。

Gー勿論だとも、私が御願いした事だ。その為に君はここに招かれたのだ。

Rーレーニンがロシアに帰る為に、ドイツから援助を受けた時、果してレーニンは崇高な目的を持っていなかったであろうか?そして、彼を非難する為に流布されている一切の侮辱的な歪曲を、真実だと受取らなければならぬだろうか?果して彼はカイゼルのスパイと言われなかっただろうか?彼と皇帝とドイツの干渉との関係、更にボリシェビキの絶滅者達をロシアに送込んだ事との彼の関係は、全く明白な事だ。

Gーその真偽は、私の質問とは無関係だ。

Rー否、終りまで言わせてくれたまえ。レーニンの活動が当初はドイツ軍の為になったのは、事実ではないのか?ちょっと待ってくれ・・・ブレスト・リトフスクで単独講和が結ばれ、ソ連の莫大な領土がドイツに譲渡された。1913年、ボリシェビキの武器として、敗北主義を唱えたのは誰だったのか?レーニンだ。ゴーリキー宛の手紙の中の彼の言葉を、私は記憶している。「オーストリアとロシアの間に戦争が起れば、それは革命にとって最も有利な事件となるが、フランツ・ヨシフとニコライがこの様な可能性を我々に提供してくれるとは、予想し難い。」ご存知のように、1905年に敗北主義を案出したいわゆるトロッキスト達は、今もなお、同じ路線、レーニンの路線を継続している。

Gー少しばかり違っているよ。ラコフスキー。ソ連で我々が今持っているのは、社会主義であって、皇帝(ツアー)ではない。

Rー君はそれを信じているのか?

Gー何をだ?

Rーソ連に社会主義が存在している事を?

Gーまさか。ソ連が社会主義国でないなんて?

●ソ連は社会主義国ではない
Rー私にとっては、それは名称だけの事だ。そして正に此の点に、私達は反対する真の根拠を見出しているのだ。私に同意したまえ。純理上からも、君は同意すべきだ。スターリンが否と言う権利を持っている如く、私達は理論的、合理的に諾(イエス)を言う権利を持っている。それに共産主義の勝利の為なら、敗北主義も正当化出来る以上、共産主義はスターリンのボナパルチズムによって破壊され、裏切られたと考えるものは誰でも、レーニンと同じ様に敗北主義を唱える権利を持っている(今のロシアがそれに当ると考えている!忍)。

Gーラコフスキー、思うに、君は弁証法を君流に利用して、理論的粉飾をやっているのだ。もしここに大勢人がいたら、私は明らかにこれを証明して見せるのだが・・・。よろしい。君の論拠を君の立場では唯一のものとして受入れる。しかし、それにも拘らず君の言っている事は皆、詭弁に過ぎない事を、君に証明出来ると思っているよ。しかしこれは後日に譲ろう。いつかその日が来るだろう。その時は回答する可能性を私に与えてくれ。しかし、今の所では、次の事を言っておく。君の敗北主義とソ連の敗北が、ソ連において社会主義、本当の社会主義を、或は君のいわゆるトロッキズムの復興を目的とするものであっても、指導者や幹部を殺してしまっては、敗北主義もソ連の敗北も無意味、無目的となる。敗北の結果、権力を得るものは、フェーラーかそれともファッショの皇帝かだ。そうではないかネ。

Rーそれは正しい。君の結論は、私の立場からも、お世辞なしに立派だ。

Gーよろしい。君の真心からこれを認めるなら、私達は多くの事を達成したと思う。私はスターリン主義者で、君はトロッキストだ。不可能な事を達成したのだ。私達の見解の一致点が見出されたのだ。私達二人は、現地点ではソ連を滅ぼしてはいけないということを認めている。

Rー正直なところ、私はこの様な賢い人と会う事は期待していなかった。事実、現時点乃至ここ数年間は、ソ連の敗北については考える事は出来ないし、又現段階では我々は権力を奪取出来ない以上、これを煽動してはならない。我々共産主義者は、この事に何の興味も持っていない。そう、此の点は君の意見と、全く正確に一致している。現在我々はスターリン国家の滅亡に関心を持つ事は出来ない。この国家は、色々な批判を考慮にいれなくとも、反共国家であると私は主張するものであるが、それでも、なおかつ以上の事を言っているのである。私は真心から言っている事が分るでしょう。

Gー分る。これは、私達が同意出来る唯一の道だ。君が話を続ける前に、御願いしたいのだが、私には矛盾と思われる事を、説明して欲しい。君はソ連国家は反共的だと思っているのに、なぜ現地点これを破壊しようとしないのか?そんな反共主義者がいなくなったら、君の真正共産主義復興の障碍(礙)も少なくなる。

Rーいや。そんな結論は単純過ぎるよ。スターリン的ポナバルチズムは、ナポレオン体制が革命と対立している様に、共産主義と対立しているが、それにも拘らず、ソ連は共産主義的形式と教義を保有し続けている。これは形式的共産主義で、真正共産主義ではない。従ってトロツキーの消滅が、真正共産主義を形式的共産主義に自動的に変える可能性をスターリンに与えたと同様に、スターリンの消滅は、形式的共産主義を真正共産主義に変形する可能性を我々に与えてくれる。我々に必要なのは、ほんの1時間だ。私の言う事がわかる?

Gーああ、分るよ。自分の遺産を滅ぼすものは誰もいないという、古典的真理を、君は話したのだ。結構だ。これ以外の事は、虚構だ。君は、スターリン的反共主義が存在しているという前提から出発しているが、この前提を反駁する事は容易だ。一体、ソ連には私有財産権はあるのか?個人所得、会計は存在しているか? そしてこれは何の為か? 私はこれ以上事実を引証するのは止める。

R=しかし私は形式的共産主義の存在は認めている。君が列挙したものは皆、形式に過ぎない。それ以上のものは何もない。

Gーそうだろうか?ではそれは何の為にあるのか?単なる頑迷のせいだろうか?

Rー勿論、そうではない。これは必然だ。だって歴史における唯物論的進化を回避する事は全く不可能だ。可能な事と言えば、その発展を停滞させる事だけだ。その結果何が犠牲になるかって? 進化の歴史的継承権が犠牲になる。その爲その継承権は実際上で抹殺される。しかし人類を共産主義に吸引する力に打勝つ事は至難だ。従ってその力が歪められ、自分自身に敵対させられる時、それによって発展は停滞する。より正確に言えば、永久革命の進歩が緩慢になることになる。

Gー例えば?
●真の社会主義者はトロッキストだ
Rー最も良い例がヒトラーだ。彼に必要なのは、社会主義に勝つ為の社会主義だ。これが彼の極めて反社会主義的な社会主義、ナチズムだ。スターリンに必要なのは、共産主義に勝つ為の共産主義である(これは、全くの嘘である。スターリンによって殺された無関係な民の事を考えれば、この言葉が出ない!忍)。明らかに類似している。しかしヒトラーの反社会主義とスターリンの反共産主義は、双方とも残念ながら、その希望を反して、結局において、社会主義と共産主義を建設している事になる。彼等がこれを欲しようと欲しまいと、知っていようと知っていまいと、彼等が建設している形式的社会主義と形式的共産主義は、我々共産主義者、マルクス主義者が不可避的に遺産として受取らなければならぬものだ。

Gー遺産としてだって?一体、誰が相続人なのか? だってトロッキズムは完全に清算されている。

Rー君は口でそう言っても、それを信じてはいないよ。例え何度も清算されようとも、我々共産主義者はそれを耐えていく。スターリンとその警察の長い手も、共産主義者全部には届かないよ(これは、共産主義者は宗教問題に位置づけているからです。殉死は正義だと感じているからです。しかし、完全に共産主義の中身は「家庭の崩壊」の道を考えた悪魔の法であるから、神は完全に認めるわけはない。速やかに改心する必要がある!忍)。

Gーラコフスキー、御願いだ。必要なら命令する。侮辱的な口振りは慎んで貰いたい。君は君の《外交官の身分不可侵性》を信頼しすぎている。

Rーまさか私に身分不可侵性があるなんて! 今私は何処の国の大使なのかい?

Gーとても理解し難いトロッキズムの代表者さ。もし私達がそれを名付ける事に同意すればだが。

Rー君の言うようなトロッキズムの外交官になる事は、私には出来ない。私にはトロッキズムを代表する権利は与えられていない。又私自身この役割は引受けないよ。君は私にそれを与えていない。

Gー私は今では君を信用している。君のトロッキズムに関する私の指摘を君が否定していない事を、君の利益の為に強調しておく。君との会談が順調に辷り出したと考えている。

Rー私は君の指摘を拒否出来ないよ。だってこの事は私自身が言った事だ。

Gー私達は相互協定によって、この特殊なトロッキズムの存在を確認した。そこで私にははっきりした事実を明らかにしてくれる事を君に望みたい。この事実は、この不思議な我々の意見の一致を更に検討する為に我々に必要なのだ。

Rーそう。私は君が知る必要のある事は。話す事は出来る。しかしそれも私自身のイニチアチブで話す事は出来るが、《彼等》も同じ様にいつも考えているとは言えばない。

Gーよろしい。その事は考えておく............以下省略

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