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アベノミクスでなぜ金利上昇?

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2013年 6月12日(水)17時13分53秒
  通報 返信・引用 編集済
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130610-00010002-wordleaf-bus_all

アベノミクスの目玉、「金融緩和」では、金利を下げてお金を借りやすくし、ビジネスを促進する狙いでした。しかし、最近その思惑が外れてきています。

金融緩和とは、金融機関が持っている国債などを日銀が買い取り、その代わりに“キャッシュ”を世の中に出す政策のことです。これで経済を活性化させようとしていました。

―――「なぜそれが経済活性化につながるの?」

たとえば銀行が1億円分の国債を持っていても、融資はできませんし、買い物もできません。でもこの1億円分の国債を日銀が買い、代わりに1億円を渡せば、銀行は企業に融資ができます。

つまりお金を借りたい人が、より借りやすくなるわけです。それによってお金が回れば、景気がよくなるという筋書きです。
アベノミクスで金利上昇なぜ?/木暮太一のやさしい経済ニュース解説

長期金利 過去1年の推移

日銀が国債を買いすぎる

そして本来、「金融緩和」をすれば、世の中の金利が下がって、企業も銀行からお金を借りやすくなるはずでした。

しかし、最近は逆の現象が起きています。金利が上がっているのです。
アベノミクスで金利上昇なぜ?/木暮太一のやさしい経済ニュース解説

国債の値段と、投資家の儲けの関係

―――「え? なんで??」

それは、日銀が国債を買いすぎているからです。

じつは金利は国債の値段と深く関係しています。国債の値段が上がれば金利が下がり、国債の値段が下がれば金利が上がります。これは「そういう時もある」ではありません。必ずそうなります。

これを理解するためには国債の値段と金利の関係の「構造」を知らなければいけません。

まず、国債は、国に対する貸付金ですね。
100万円の国債を持っているということは、国に100万円貸しているのと同じことになります。国債を持っている人は、期日になれば「100万円」を受け取れるわけですね。
株は将来いくらになるかわかりませんが、国債は将来(期日)の価値が決まっているのです。

―――「なるほどね」

問題は、投資家がその国債をいくらで買うかです。安く買えばたくさん儲かります。高く買えばあまりもうかりません。

―――「いくらだったらいいの?」

それは、その時の利子率によって変わるんです。世の中の利子率が5%の時、誰かにお金を貸すと年5%の利子がつくことになります。それと国債に投資した時でどっちが儲かるかを考えて、投資先を決めるわけです。

世の中の金利が低いと、誰かにお金を貸しても、利子は少ししかもらえません。投資家としてはあまり儲からないのです。

そのため、「国債を高く買っても、まだそっちの方が儲かる」ので、みんな国債を買おうとします(国債は一番安全な投資と考えられているので、利回りが一緒だったら国債を買いたがるのです)。

そして、人気が上がれば、国債の値段は上がっていきます。

―――「必ず?」

はい、「必ず」です。つまり、“世の中の金利が低い=みんな国債を買おうとする=国債の値段が上がる”、という構造なんです。

逆に、世の中の金利が高ければ、「国債に投資するより貸した方が儲かる!」ので、国債の人気がなくなります。人気がなくなれば、国債の値段は下がります。“世の中の金利が高い=国債の人気が下がる=国債の値段が下がる”わけです。

このように、国債の値段と世の中の金利は連動しているんです。

そして大事なのは、「国債の値段が変わる→世の中の金利が変わる」という順番も成り立つということです。企業が銀行から借りる時の金利はもちろん、住宅ローン・自動車ローンなどの金利も、国債の値段に応じて変化するのです。


アベノミクスのせいで国債を買わない投資家

何らかの理由で国債が値下がりしたとします。
さっきの図を見てください。国債の現在の値段が安いと、「期日」との差が大きくなっています。これは国債の利回りが高くなるということです。すると、投資家は、「Aさんに貸すより国債に投資した方が儲かるなぁ」と考えます。Aさんがお金を貸してもらうためには、少なくとも国債と同程度の金利を設定しなければいけません。

―――「だから国債が値下がりすると金利が上がるのか……」

「国債の人気がなくなる→国債の値段が下がる→金利が上がる」ということなのです。
そして、アベノミクスの金融緩和のせいで、投資家が国債を買わなくなっています。

―――「どういうこと??」

日銀は、「金融緩和」をするために、月々の国債新規発行額の大部分(7割)を買おうとしています。しかしその結果、市場に流通する国債が大幅に減ったのです。これは投資家にとっては、あまり良くないことなのです。

―――「なんで?」

値段が乱高下するからです。数が少ないと、一部の大口取引の影響を受けて、値段がすぐに変わってしまう可能性があります。

もともと国債は「安全な投資先」だから選ばれています。でも値段が乱高下してしまうと、「買ったとたん値段が下がったら嫌だな」と思われ、敬遠されるのです。投資家が「国債を買うのをやめよう」と考えたわけです。その結果、国債の人気が下がり、その分、金利が上がったのです。

まだまだ、異常な低金利が続いています。しかしここ最近は、これまた「異常なスピード」で金利が上昇しかけています。国民が低金利の恩恵を受けられるのも、「今だけ」かもしれませんね。


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木暮 太一(こぐれ・たいち)

経済ジャーナリスト、(社)教育コミュニケーション協会代表理事。相手の目線に立った伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・大学などで多くの講演活動を行っている。『今までで一番やさしい経済の教科書』、『カイジ「命より重い!」お金の話』など著書35冊、累計80万部。


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