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アトランティス幻想 その1

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2013年 9月28日(土)13時34分52秒
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  http://www2.odn.ne.jp/hideorospages/atlan01.html






第1話 水にまつわる伝説

(1)

   人類の太古史をタイムトラベルで進んでいくと、ちょっと異質な手触りの、不思議なものに出くわしますね。エジプトのピラミッドとか、ピリ・レイスの地図みたいに常識的な歴史観では理解できない不可解な遺物もあれば、いろいろな民族の神話や伝説に出てくる超人や神さまのような奇妙な存在もあります。多くはないけれど、そこには何かミステリーじみた要素が潜んでいます。
 人類の歴史には、どうも何か大切なことが隠されたままになっている。それはまだ我々にはよく知られていない高度な文明の痕跡のようにも思えますし、まるで宇宙人を想像してしまうような要素でもあります。


 よく知られているように、人類の太古史のミステリーについては、ふたつの考え方がありますね。
 ひとつは、プラトンのアトランティスに代表される、エジプトやメソポタミアよりもっと何千年も古い時代に、未知なる古代文明が地球上に存在したとする説、もうひとつは、人類はかつて異星人とのコンタクトを持ち、彼らから文明を授けられたとするものです。
 前者は、アトランティス説と総称できますね。我々には知られていない太古の文明の総称を「アトランティス」とした場合です。
 これを主張するのは、最近のよく知られたところでは、グラハム・ハンコックや、ジョン・アンソニー・ウエスト。ほかに眠れる予言者として知られるエドガー・ケイシーも、催眠中に行った「リーディング」でアトランティスの実在を述べていますから、アトランティス派といってもいいでしょう。
 一方、異星人とのコンタクトという考え方は、ふつう、地球外文明説といわれます。世界各地の伝説に残る、「知識や知恵を授けてくれた神」というようなモチーフに、異星人を想定することで、人類の文明誕生の秘密を解こうとします。
 これはおもに1970年代ごろ、スイス人エーリッヒ・フォン・デニケンなどが主張し、「宇宙考古学」という名前で大ブレークしました。ほかには『地球年代記』のゼカリア・シッチンや、『シリウス・ミステリー(邦題「知の起源」)』のロバート・テンプルなども同じ考えのようです。

  アトランティス説と地球外文明説は、一見、別々のヴィジョンのように見られがちですが、なんとなく似ていますね。アトランティスにしろ、UFOにしろ、いまだに存在が明らかにされないので空想的に思える点がまず似ていますが、それだけではなく、じつは、両者は何かつながりがあるように見えます。人類の太古史について、まったく別の考え方のように見えながら、どうも接点や共通性がある。じつは、どちらも「海」とか「魚」との関連が深い。「水」に関係しているようです。(2005年11月8日)


(2)

  いろいろ考えてみると、世界の民話や伝説には、海についての不思議な話が多く残されているんですね。
 人類最古の物語といわれるギルガメシュ叙事詩にも奇妙な話があります。シュメールの伝説的な英雄ギルガメシュが、海の底から「若返りの草」を手に入れたというのです。
 ギルガメシュは、生と死の秘密を知る旅に出て、海辺に住むウトナピシュテムという人物を訪ねます。この人物は大洪水を生き延び、神のように永遠に生きる賢者です。ギルガメシュは、彼のように永遠の命を得ることはできませんが、ウトナピシュテムから「若返りの草」の在り処を教えられます。そして、帰路に海底の深淵に達して、「若返りの草」を手に入れることに成功します。ところが、泉で体を洗っている間に、その草を蛇に奪われてしまい、若返ることができなくなるのです。

  人間は老いと死を免れないというテーマになっているようです。
 しかし、この物語にある「若返りの草」は、ちょっと気になります。本当にそんな草があったのか、単なる空想なのか・・・。「若返りの草」は海の底の深淵にあるということですから、はるかな昔から、海のなかには何かの秘密が存在したことを示唆しているようでもあります。

  よく似た話で、中国の秦の始皇帝が紀元前3世紀末、仙人の霊薬を求め、東方の海の彼方に徐福を派遣したというのもあります。これは司馬遷の『史記』などに述べられている話ですが、始皇帝が求めたのは不老不死の薬だったようです。秦の始皇帝以前にも、海の彼方にある三神山に仙人の薬を求め、船団を派遣した王がいたようですから、そのような伝説が古くからあったことを思わせます。

   やや趣きは違いますが、日本にも同じような話がありますね。有名な浦島太郎の昔話がそれです。
 浦島は竜宮城に行っている間は、乙姫様と楽しく過ごし、時を忘れています。ところが、故郷に戻ると、村の様子がすっかり変わっている。玉手箱を開けてみると、白髪のお爺さんになってしまう。竜宮城に行っている間に、何百年も過ぎていたようです。
 このストーリーは、何か奇妙ですね。

  浦島を竜宮城に連れて行った亀というのは、なんとなくUFOを連想してしまいますが、それはともかく、竜宮城はどうやら海底にあったようです。海底のどこかには、人間の理解を超えた未知なる世界が本当にあるのだろうか、とか、宇宙人の基地のようなものがあったのか、などと想像してしまいます。
 世界各地には、このような竜宮伝説があちこちに散らばっています。いずれも海の彼方や、海のなかに常世(とこよ)の世界があるというようなものです。
 現に、沖縄には今でも、竜宮伝説のようなものが残っています。ニライカナイの伝説がそれで、海の彼方にはニライカナイという理想の島が存在するというのです。

  そういえば、日本の神話にも、ちょっと奇妙な話があります。
  大国主命(おおくにぬしのみこと)が、少彦名神(すくなひこなのかみ)とともに、国造りにとりくんだあと、少彦名神は、海の彼方の常世の国に帰ってしまいます。出雲の海岸で大国主命が、ひとりになってしまったことを嘆いていると、怪しげな光で海を照らしながら近づいてくるものがありました。これは幸魂(さきたま)・奇魂(くしたま)という幸運をもたらす不思議な魂で、大和の三輪山に行きたいというので、そこに祭られるようになったということです。

  怪しげな光で海を照らしながら近づいてくる神というのが、現代の私たちからみると、やはりUFOを思わせるようなところがあるわけですが、大国主命とともに国造りを行った少彦名神というのが、またちょっと変わった神さまです。植物の実の船に乗り、蛾の羽を着物のように身にまとい、海の彼方からやってきた大変小さな神です。大国主命と一緒に国を造り、国を固めたあと、また不老不死の国に去っていく。なんとも不思議な存在です。
 神話にはこのようにSFミステリーに通じるような要素があるんですね。

  海にまつわる不思議な話は、じつは現代にもあって、船や飛行機が急に姿を消す事件が頻発し、UFOの目撃情報が異常に多いといわれる謎のバミューダ海域という場所がアメリカのフロリダ沖にあるのですが、これについては、当ホームページの日記「つれづれ草」の「オカルト的なるもの」に書いていますので、そちらをご覧になってください。(2005年11月11日)


(3)

  海や水にまつわる不思議な話は、あくまでも伝説ですから、どこまでが本当で、どのくらい信憑性があるかとなると、何ともいえません。ですが、そのような話がほとんど世界中で、人類の歴史の全体を通して、伝わってきていることだけは事実です。
 そこで、太古史のミステリーに戻りますと、やはり海とか水がキーワードになっているように思えるのです。

  まず、プラトンのアトランティスについて見てみましょう。
  プラトンによれば、アトランティスは今から1万2千年ほど前、大西洋の海底に沈んだとされる伝説の島ですが、海神ポセイドンを奉じる海洋王国のように描かれています。ポセイドンの血を引く10人の王統が支配し、外国とも活発に交易していたということです。
  いうまでもありませんが、海神ポセイドンは古代ギリシアの海の神であり、水の神です。全能の神ゼウスや、太陽神のヘリオスやアポロンではなく、なぜか海の神ポセイドンとつながっています。どうも海や水と関係がある。

  一方、メソポタミア最古のシュメール文明でも、同じような神がいるのです。
 これまでにメソポタミアで発見されている最古の神殿は、ペルシア湾の海岸線に近いエリドゥ遺跡にあるエンキ神の神殿です。エンキという神さまはシュメールの知恵の神であり、やはり水の神です。古代都市エリドゥは、エンキ神信仰の中心的な宗教センターでした。
 このエリドゥの発掘では、シュメール文明に先立つウバイド期の紀元前4千5百年ごろのエンキ神の神殿跡が見つかっています。すでに、そんな時代にエンキ神への信仰が行われていた、というわけです。

   このエンキ神は、シュメールの神々のなかでは古い神です。シュメール文明では、天の神アヌとか、風の神エンリル、あるいは女神イナンナ(イシュタル)など、多くの神さまがいますが、そのなかでエンキは、エンリルやイシュタルに地上の支配権を譲り、地下の水の世界を支配していたように描かれています。隠された地下世界、隠された知恵をあらわし、蛇や魚がシンボルです。
 人類最古の物語であるギルガメシュ叙事詩に描かれる洪水伝説では、ウトナピシュテム(シュメール語版ではジウスドラ)に洪水の到来を教えるのが、このエンキ神です。

 エンキ神の宗教センターであるエリドゥは、シュメールの王名表では、メソポタミア最古の都市とされていました。シュメールの歴史は大洪水の前と後でふたつに分かれているのですが、エリドゥは、洪水前の原初の5都市の最初に名前をあげられています。
   『古代メソポタミアの神々』(三笠宮崇仁監修)によりますと、エリドゥの神殿はまた「天と地との架け橋」であり、「天翔る神々の聖なる船が停泊する船着き場でもあった」ということです。
 メソポタミア文明の原型ともいうべき姿が、ここにあるといってもよいでしょう。しかも、ここには何か宇宙的な要素があるように見えますね。

(4)

 メソポタミアには、また別の伝説も伝わっています。
 紀元前3世紀のバビロンの神官ベロッソスの『バビロニア誌』によれば、「オアンネス」と呼ばれる海からやってきた者たちによって、人類は知識を授けられたというのです。
 このオアンネスは水陸両生で、体全体は魚のようでしたが、人間の言葉を話し、陽が沈むと、海に帰っていったそうです。
「人々に文字や科学やあらゆる芸術についての理解を深めさせ、人類を人間化したオアンネスの教えは、きわめて普遍的で、それ以降、何も追加して改良する必要はなかった」  と、ベロッソスは伝えています。

 オアンネスの姿は、古代ペルシアのパサルガダエの宮殿跡に、レリーフとして残されています。魚の皮のようなものをかぶった奇妙な人間の姿です。このような姿は、新バビロニア時代以降には、「アプカルル」という精霊として描かれています。
 アプカルルは、大洪水以前に生きていた「七賢聖」とされ、やはりエンキ(エア)神と関係があるといわれています。

  魚といえば、インドにも神のような不思議な魚の伝説があるんですね。
 紀元前8世紀ごろに成立した『シャタパタ・ブラーフマナ』という『ヴェーダ』(根本聖典)の解説書には、やはり洪水伝説が書かれています。
 そこでは、人類の祖マヌに大洪水を知らせるのは一匹の魚ですが、次のような話です。

 ・・・・ある朝、マヌが清めの水を使っていると、一匹の魚が彼の手の中に入ってきました。魚は人間の言葉を話し、「私を育ててくれたら、すべての生物を押し流す大洪水から、あなたを救ってあげよう」とマヌに言いました。マヌが飼い始めると、魚はどんどん成長し、池よりも大きくなりました。そこで、マヌは魚を海に放すことにしましたが、魚はそのとき、大洪水がやって来ることをマヌに教えます。その年には船を用意して置くように、と告げて魚は去りました。魚が教えた年に、本当に大洪水が起きました。マヌが船で漂っていると、あのときの魚が彼のところに泳ぎ寄ってきました。彼はロープを魚の角に結び、北方の山へと引かれていきました。こうして世界でただひとり大洪水から生き残ったマヌは、人類の始祖となったということです・・・・

 メソポタミアの洪水伝説では、洪水の到来を知らせたのは魚のシンボルをもつエンキ神でしたが、インドの伝説では、そのまま魚となっています。
 両方の話は、よく似ており、同じ内容を伝えているといってよいでしょう。
 こうしてみると、プラトンのアトランティスから、エンキ神、ギルガメシュ叙事詩、オアンネス(アプカルル)、インドの洪水伝説まで、すべて「海」や「魚」に関連があります。同時に、すべてが大洪水伝説につながっているところも、奇妙に一致しています。ここには、いったいどんな意味があるのでしょうか。(2005年11月12日)

関連記事:ピラミッド5000年の嘘

http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=3414

 
 
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