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スエデン・ボルグの「天界の秘儀」 その1

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2013年11月 9日(土)22時00分56秒
  通報 返信・引用 編集済
  http://wwwd.pikara.ne.jp/swedenborg/naitekiimi.html

    スウェーデンボルグによる聖書の内的意味
    (『天界の秘義』から)

     大著『天界の秘義』全8巻は、1749-1756年の間にロンドンで
    出版されました。各巻700-1000ページの神学書を毎年1冊づつ
    8年間にわたって出版しつづけるというのは、まさに超人の業と
    いうほかありません。日本語版の訳者、柳瀬師は28巻に分け
    て翻訳していますが、訳し終わるのに30年かかったと述懐して
    います。それは、ただ量が多いというだけでなく、内容がきわめ
    て深遠で理解に時間を要するということです。
     内容は、創世記、出エジプト記の内的(霊的)意味の逐語解説
    であり、各章の間には、スウェーデンボルグの霊界での体験メモ
    が置かれています。
     『天界の秘義』は聖書の一語一語の内的意味を記し、各章ご
    とに要約もつけていますが、その要約が簡単すぎるので、一語
    一語の内的意味をつないでみたいという誘惑にかられます。そ
    ういうことを読者がやるようにスウェーデンボルグは促している
    のかどうか。それはわかりませんが、私、凡夫にとっては意味が
    あることのように思われたので、その昔、『天界の秘義』を読み
    始めた頃、そういうことを少しやってみました。その時の私の研
    究ノート(?)が残っているので、ここで紹介させていただきます。
    以下では、上に聖書の文(日本聖書協会版)、その下に色を変
    えて、その内的意味と思われる内容を記します。

    創世記

    第1章(人間の再生の諸段階)
    1 はじめに神は天と地とを創造された。
    1 人間は、内的人間と外的人間とから成っている。

    2 地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水の
    おもてをおおっていた。
    2 再生以前の外的人間は、善も真理も知らず、愚鈍で、誤謬の淵
    に沈んでいる。主の慈悲により、真理と善の知識は人間の中に隠
    したくわえられ、覆われている。

    3 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
    3 人間が新たにみごもると、その時初めて、自らの善は善でない
    ことを知り始め、さらに光の中に入るにつれ、主がおられ、主は善
    と真理そのものであることを知り始める。

    4 神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分け
    られた。
    4 光は善それ自身である主から来るので、「善」と呼ばれる。すべ
    て人間自身に固有なものは、悪であり、闇である。すべて主に属し
    たものは、光であり、日である。

    5 神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また
    朝となった。第一日である。
    5 誤謬、無信仰で暗い状態が、真理と信仰の知識の状態に変わ
    る直前までが、再生の第一の状態である。

    6、7 神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを
    分けよ」。そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下
    の水とおおぞらの上の水とを分けられた。
    6、7 人間の知識は、内的人間の知識、すなわち主によらずには
    分からない善と真理と、外的人間の記憶知とに分けられる。

    8 神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。
    第二日である。
    8 内的人間は天と呼ばれる。人間に固有なものと主に属したもの
    との間に区別が行われる時が、再生の第二の状態である。

    9、10 かみはまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、か
    わいた地が現れよ」。そのようになった。神はそのかわいた地を陸
    と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しと
    された。
    9,10 外的人間の記憶の中に入り込むものは、何であれ、すべて
    そこに記憶知として留まり、そこから主が真理と善とを引きだされ
    る。

    11、12 神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にし
    たがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのよ
    うになった。地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にし
    たがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとさ
    れた。
    11、12 人間に備えができると、主によって、人間に、まず憐れみ
    の心が生じ、次に、有益なものが、そしてついには実を結ぶ善いも
    のが生じる。

    13 夕となり、また朝となった。第三日である。
    13 これは人間の再生の第三の状態であり、人間の悔い改めの
    状態である。

    14-17 神はまた言われた、「天のおおぞらに光があって昼と夜と
    を分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、
    天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。そのようになった。神
    は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光
    に夜をつかさどらせ、また星を造られた。神はこれらを天のおおぞ
    らに置いて地を照らさせ、
    14-17 内的人間は、主から、愛と愛に由来する信仰を受け取る。
    愛と信仰は、一日が朝から昼、昼から夕へと変化するように、また
    一年が季節により変化するように変化する。主は内的人間を通し
    て外的人間の中に火をともし、光を与えられる。愛は太陽によって、
    信仰は星によって表象される。

    18、19 昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。神
    は見て、良しとされた。夕となり、また朝となった。第四日である。
    18、19 愛と信仰とによって、人間が、善と悪、真理と誤謬を区別し
    始める時が、再生の第四の状態である。

    20、21 神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、鳥は地
    の上、天のおおぞらを飛べ」。神は海の大いなる獣と、水に群がる
    すべての動く生き物とを、種類にしたがって創造された。神は見て、
    良しとされた。
    20、21 愛と信仰とによって、人間は記憶知をもつもの、合理的、
    理知的なものとなり、そのとき初めて人間は生きたものとなる。記
    憶知には、それを統括する全般的な原理がある。

    22 神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海の水に
    満ちよ、また鳥は地にふえよ」。
    22 主に由来する生命をそれ自身の中にもつものは、すべて自ら
    を無限に生みだし、増大する。

    23 夕となり、また朝となった。第五日である。
    23 人間が知性に属する信仰の原理から語り、その原理により真
    理と善とを確認する時が、再生の第五の状態である。

    24、25 神はまた言われた、「地は生き物を種類にしたがっていだ
    せ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」。そ
    のようになった。神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にした
    がい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は
    見て、良しとされた。
    24、25 人間が、知性に属する信仰から、そしてまた、信仰に由来
    する愛から、すなわち意志に属するものから真理を語り、善を行う
    とき、彼は霊的な人間になる。

    26 神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかた
    どって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべて
    の這うものとを治めさせよう」。
    26 神の像と呼ばれる霊的人間は、天使たちを通して主によって
    支配されている。しかし、人間が霊的である限り、かれの統制は、
    外的人間から内的人間へと向かっている。

    27 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたち
    に創造し、男と女とに創造された。
    27 人間には知性に属する信仰と意志に属する愛とがある。霊的
    人間における知性は男によって、意志は女によって表象される。

    28 神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、
    地を従わせよ。また海の魚と空の鳥と、地に動くすべての生き物と
    を治めよ」。
    28 結婚、すなわち知性と意志との結合から生まれたすべての善
    は、生まれたものと呼ばれ、すべての真理は増えたものと呼ばれ
    る。知性と意志の結合から多くの善と真理とが生まれる。人間は霊
    的であっても、戦いの状態にある。

    29 神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつす
    べての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。
    これはあなたがたの食物となるであろう。
    29 彼の霊的生命は、役立ちに関わるすべての真理と、信仰の善
    である。

    30 また地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、
    すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。その
    ようになった。
    30 彼の自然的生命は、身体と感覚に属したものである。

    31 神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良
    かった。夕となり、また朝となった。第六日である。
    31 信仰に属したものが、愛に属したものとひとつになり、こうして
    霊的なものと天的なものとの間に結婚が行われるとき、それは非常
    に善いものとなる。人間は、全く人間でない状態から徐々に再生し、
    第六の状態で神の像になる。

    第2章(天的な人間)
    1 こうして天と地と、その万象とが完成した。
    1 こうして内的人間と外的人間、愛と信仰とがひとつになる。

    2、3 神は第7日にその作業を終えられた。そなわちそのすべての作
    業を終わって第7日に休まれた。神はその第7日を祝福して、これを
    聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終わって休
    まれたからである。
    2、3 霊的な人間は、天的な人間になる。そのとき、戦いは止む。「主
    が休まれた」という理由は、再生の戦いを行ったのは人間自身では
    なく、主が人間のかわりに戦われたからである。

    4 これが天地創造の由来である。主なる神が地と天とを造られた時、
    4 天的な人間が形成される過程は以上のとおりである。天的な人間
    の改良は内的人間から始まる。

    5、6 地にはまだ野の木もなく、また野の草もはえていなかった。主な
    る神が地に雨を降らせず、また土を耕す人もなかったからである。し
    かし地から泉がわきあがって土の全面を潤していた。
    5、6 かれが未だ霊的な人間であった時、外的人間には、天的、霊的
    なものから来る理性的精神と記憶知はなく、すすんで内的人間に服従
    しようとしなかった。しかし、天的人間になると、外的人間は内的人間
    に服従し始めるので、戦いは止み、静謐が生まれる。

    7 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられ
    た。そこで人は生きた者となった。
    7 これまで人間ではなかった外的人間は、内的人間に服従し始め、
    信仰と愛の生命によって人間となる。

    8 主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った
    人をそこに置かれた。
    8 天的人間の知力は、主から愛をとおして流れ入ってくる。

    9 また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からは
    えさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。
    9 天的人間にあっては、外的人間は真理を認識し、善を認識する。
    また内的人間の意志の中には、愛と愛に由来する信仰と、記憶知か
    ら得られる信仰とがある。

    10 また一つの川がエデンから流れ出て園を潤し、そこから分かれ
    て四つの川となった。
    10 愛に由来する英知は、人間に知力を与える。知力には四つの種
    類がある。

    11、12 その第一の名はピソンといい、金のあるハビラの全知をめぐ
    るもので、その地の金は良く、またそこはブドラクと、しまめのうとを産
    した。
    11、12 第一は、意志に関わるもの、すなわち愛から来る信仰に属す
    る知力である。それは善なる心にあり、そこには愛の善と愛から来る
    信仰の善がある。また愛の真理と、愛から来る信仰の真理がある。

    13 第二の川の名はギホンといい、クシの全地をめぐるもの。
    13 第二は、知性に関わるもの、すなわち善と真理、愛と信仰に属す
    るものに関する知識である。それは意志と知性から成る心の中にあ
    る。これは内的人間に属している。

    14 第三の川の名はヒデケルといい、アッスリヤの東を流れるもの。
    第四の川はユフラテである。
    14 第三は理知である。それは主から内的人間をとおして、外的人間
    の理性的な心の中へ流れ入っている。第四は記憶知である。これらは
    外的人間に属している。

    15 主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、こ
    れを守らせられた。
    15 天的人間に属するものは、すべて主のものである。人間はそれら
    を享受できるが、自分のものとすることはできない。

    16 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木から
    でも心のままに取って食べてよろしい。
    16 人間は善悪を知覚から知ることが許されている。

    17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って
    食べると、きっと死ぬであろう」。
    17 人間が主に由来する知覚から、善悪を知ることは許されているが、
    自己と世間から知ることは許されていない。感覚と記憶に属するものに
    よって信仰の秘義を探求してはならない。

    18 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のた
    めに、ふさわしい助け手を造ろう」。
    18 主によって導かれることに満足せず、自己と世間により導かれるこ
    とを欲してはならない。しかし人間には人間に固有のものがある。

    19、20 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で
    造り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見ら
    れた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。それ
    で人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、
    人にはふさわしい助け手が見つからなかった。
    19、20 人は主によって与えられた善の諸々の情愛と、真理の諸々の知
    識との性質を知っても、なお彼に固有なものに傾く。

    21 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠ったときに、そのあばら骨の一
    つを取って、その所を肉でふさがれた。
    21 人間は自分自身から生きているように考えるが、人間に固有なもの
    は全く死んだものである。主によって生かされるとき、それは生きたもの
    のように見えるのである。

    22 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ
    連れてこられた。
    22 死んだものである人間に固有なものは、主によって生かされたもの
    となり、人間に与えられる。

    23、24  そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わ
    たしの肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。それ
    で人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。
    23、24  内的人間と外的人間が結びつくとき、外的人間に固有なもの
    は、内的人間に属する。いまや女と呼ばれた外的人間に固有なものは、
    内的人間の妻と呼ばれる。内的人間は、彼自身から後退し、外的人間
    の中に入り、そこで両者はひとつになる。こうして天的、霊的な生命が、
    人間に固有なものに接合される。

    25 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わな
    かった。
    25 人間に固有なものは、悪であり、醜いものであるが、主から仁愛と
    無垢とが注ぎ込まれると、善いもの、美しいものとして現れる。

    第3章(最古代教会の第三の状態)
    1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であっ
    た。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほ
    んとうに神が言われたのですか」。
    1 人間は外的人間に属するあらゆる情愛の中で、感覚をもっとも信頼
    するようになった。人間は啓示された事柄を、実際に見、感じない限り、
    信じようとはしなくなった。

    2、3 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許
    されていますが、ただ園の中央にある木の実については、これを取っ
    てたべるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神はいわれ
    ました」。
    2、3 ただし、人間は以下のことを認めていた。「最古代教会から、そ
    の子孫であるわれわれに、信仰の善と信仰の真理が明らかにされた
    が、われわれはそれらを自分自身から学んではならない、信仰に属す
    るものを感覚と記憶知から考えてはならない。そのようなことをするな
    ら、信仰は、またあらゆる知恵と知力はことごとく滅びるからである」。

    4、5 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。
    それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者と
    なることを、神は知っておられるのです」。
    4、5 しかし、人間は、もし彼らが信仰に属する事柄を、感覚と知識に
    属したものから、すなわち彼ら自身から考えるならば、彼らは神のよう
    になって、自分自身を導くことができると考えるようになった。

    6 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなる
    には好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫
    にも与えたので、彼も食べた。
    6 人間は欲情と幻想と快楽から、そのように考えるようになった。また
    人間の理性的なものもこれに同意した。

    7 すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったの
    で、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。
    7 すると人間は、内的指示により、自分たちがもはや以前のように無
    垢の中にいないで、悪の中にいることを知るようになった。そして、これ
    を承認した。人間は悪を隠す自然的善をもっているにすぎなかった。そ
    して自然的善の中にいることを恥ずかしく思った。

    8 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる
    音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木
    の間に身を隠した。
    8 自然的善の中にいた人間には、多少の認識の残果があり、内的
    指示を認め、それを恐れた。

    9、10 主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるの
    か」。彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸
    だったので、恐れて身を隠したのです」。
    9、10 人間は、内的指示を認め、また悪の中にいたため、それを恐れ
    た。

    11-13 神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたの
    か。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。
    人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取って
    くれたので、わたしは食べたのです」。そこで主なる神は女に言われ
    た、「あなたがたは、なんということをしたのです」。女は答えた。「へ
    びがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。
    11-13 人間は悪の中にいることを知るようになった。また人間は感
    覚と記憶知に属したものから信仰の善と真理を考えてはならなかった
    が、人間の理性は、人間に固有なものによって欺かれた。それは人
    間の自己愛ゆえに、すなわち、人間が感覚的なもの以外、何も信じ
    なくなったために起きた。

    14 主なる神はへびに言われた、「おまえは、この事をしたので、すべ
    ての家畜、野のすべての獣のうち、最ものろわれる。おまえは腹で、這
    いあるき、一生、ちりを食べるであろう。
    14 彼らは、感覚的な部分が堕落の原因であることを認めた。感覚的
    な部分は天界的なものに背を向け、身体に属したものに向かうことによ
    って自ら呪った。感覚的な部分は、もはや天界的なものを仰ぐことはで
    きず、身体と地上のもののみを見下ろすことができるにすぎない。感覚
    的な部分は地獄的なものとなった。

    15 わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女の
    すえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くで
    あろう」。
    15 すべての悪と教会とのあいだに、またすべての不信仰と主に対する
    信仰との間に敵意が置かれるであろう。主は悪の支配を押さえられる。
    悪は最低の自然的なものを損なうことができるだけである。

    16 つぎに女に言われた、「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。
    あなたは苦しんで子を産む。それでもなお、あなたは夫を慕い、彼はあな
    たを治めるであろう」。
    16 最古代教会の子孫たちは、戦いの中で、苦しみながら、真理を考え、
    真理を生み出すであろう。彼らは理性によって導かれるであろう。

    17 更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わた
    しが命じた木から取って食べたので、地はあなたのためにのろわれ、あな
    たは一生、苦しんで地から食物を取る。
    17 信仰に属したものを、感覚的なものと記憶知とから学ぶことに、理性
    が同意したために、外的人間は内的人間から切り離され、内的人間に属
    する知力と知恵は知られなくなった。人間の生活は悲惨なものとなり、そ
    れは教会の終わりまで続くであろう。

    18 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、あなたは野の草を食べ
    るであろう。
    18 人間は呪われ、荒廃し、野生の動物のように生きなくてはならなくなった。

    19 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取ら
    れたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
    19 彼らは天的なものに反感をもつようになり、再生以前の状態の外的人間
    に再び陥った。こうして、人間は罪に定められ、地獄的なものとなった。

    20 さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だ
    からである。
    20 最古代教会の人々は、主に対する信仰をもっていたので、生きたもので
    あった。

    21 主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
    21 主は、彼らに霊的、自然的な善を教えられた。

    22 主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪
    を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きる
    かも知れない」。
    22 人間は天的なものになり、こうして賢明かつ知的なものになった。しかし、
    彼らは信仰の諸々の秘義を教えられてはならなかった。もし教えられると、彼
    らは永遠に滅んでしまうからである。

    23 そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を
    耕させられた。
    23 そこで、人間は知力と知恵をことごとく剥奪され、再生以前の彼の状態で
    あった身体的なものにされた。

    24 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを
    置いて、命の木の道を守らせられた。
    24 人間は善の意志と真理の理解をことごとく奪われ、もはや人間ではなく
    なった。また、主は人間に聖なるものを冒涜させないため、人間が信仰のい
    かなる秘義にも入り込まないように配慮された。

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