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スエデン・ボルグの「天界の秘儀」 その2

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2013年11月 9日(土)22時16分5秒
  通報 返信・引用 編集済
  http://wwwd.pikara.ne.jp/swedenborg/naitekiimi.html

第5章(最古代教会の増殖)
1 アダムの系図は次のとおりである。神が人を創造された時、神にかたど
って造り、
1 最古代教会に属したものは以下のとおりである。はじめ、最古代教会は、
天的なものであった。

2 彼らを男と女とに創造された。彼らが創造された時、神は彼らを祝福して、
その名をアダムと名づけられた。
2 最古代教会は、信仰と愛とが結合した天的教会であったために、主に似
たものとして人間と呼ばれた。

3 アダムは百三十歳になって、自分にかたどり、自分のかたちのような男
の子を生み、その名をセツと名づけた。
3 セツと呼ばれた第二の最古代教会は、はじめの教会に似ていたが、愛が
それほど重要なものではなかった。しかし、それでも信仰が愛に連結してい
た。すなわち、第二の最古代教会は、第六の状態の霊的な人であった。

4 アダムがセツを生んで後、生きた年は八百年であって、ほかに男子と女
子を生んだ。
4 最古代教会の諸々の時代と状態、彼らの認識した真理と善について。

5 アダムの生きた年は合わせて九百三十歳であった。そして彼は死んだ。
5 最古代教会の諸々の時代と状態について。最古代教会の認識した真理
と善はもはや存在しなくなった。

6 セツは百五歳になって、エノスを生んだ。
6 第二の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからエノスと呼ば
れる第三の教会が生まれた。

7、8 セツはエノスを生んだ後、八百七年生きて、男子と女子を生んだ。セツ
の年は合わせて九百十二歳であった。そして彼は死んだ。
7、8 第二の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らの認識した真理
と善について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

9 エノスは九十歳になって、カイナンを生んだ。
9 第三の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからカイナンと呼
ばれる第四の教会が生まれた。

10、11 エノスはカイナンを生んだ後、八百十五年生きて、男子と女子を生
んだ。エノスの年は合わせて九百五歳であった。そして彼は死んだ。
10、11 第三の最古代教会の諸々の時代と状態、彼らの認識した真理と善
について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

12 カイナンは七十歳になって、マハラレルを生んだ。
12 第四の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからマハラレル
呼ばれる第5の教会がうまれた。

13、14 カイナンはマハラレルを生んだ後、八百四十年生きて、男子と女子
を生んだ。カイナンの年は合わせて九百十歳であった。そして彼は死んだ。
13、14 第四の最古代教会の諸々の時代と状態。彼らの認識した真理と善
について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

15 マハラレルは六十五歳になって、ヤレドを生んだ。
15 第五の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからヤレドと呼
ばれる第六の教会が生まれた。

16、17 マハラレルはヤレドを生んだ後、八百三十年生きて、男子と女子を
生んだ。マハラレルの年は合わせて八百九十五歳であった。そして彼は死
んだ。
16、17 第五の最古代教会の諸々の時代と状態。彼らの認識した真理と善
について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

18 ヤレドは百六十二歳になって、エノクを生んだ。
18 第六の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからエノクと呼ば
れる第七の教会が生まれた。

19、20 ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。ヤ
レドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。
19、20 第六の最古代教会の諸々の時代と状態。彼らの認識した真理と善
について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

21 エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。
21 第七の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからメトセラと呼
ばれる第八の教会が生まれた。

22 エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生
んだ。
22 第七の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らは信仰の教義に
したがって生きた。彼らの認識した真理と善について。

23、24 エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。エノクは神とともに歩
み、神が彼を取られたので、いなくなった。
23、24 第七の最古代教会に属する人々はわずかであった。彼らは信仰の
教義にしたがって生きた。彼らの教義は子孫のために保存された。

25 メトセラは百八十七歳になって、レメクを生んだ。
25 第八の最古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからレメクと呼
ばれる第九の教会が生まれた。

26、27 メトセラはレメクを生んだ後、七百八十二年生きて、男子と女子を生
んだ。メトセラの年は合わせて九百六十九歳であった。そして彼は死んだ。
26、27 第八の最古代教会のもろもろの時代と状態。彼らの認識した真理と
善について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

28 レメクは百八十二歳になって、男の子を生み、
28 第九の最古代教会では、真理と善の認識がほとんど皆無になり、荒廃
した。そして新しい教会が勃興した。

29 「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰める
もの」と言って、その名をノアと名づけた。
29 新しい教会はノアと呼ばれる古代教会であった。この教会の教義によ
って、歪曲されたものが回復されるであろう。

30、31 レメクはノアを生んだ後、五百九十五年生きて、男子と女子を生ん
だ。レメクの年は合わせて七百七十七歳であった。そして彼は死んだ。
30、31 第九の最古代教会の諸々の時代と状態。彼らの認識した真理と善
について。彼らの認識した真理と善は存在しなくなった。

32 ノアは五百歳になって、セム、ハム、ヤペテを生んだ。
32 ノアと呼ばれた古代教会の諸々の時代と状態について。彼らからセム、
ハム、ヤペテという三つの古代教会が生まれた。

第6章(洪水以前の人々の状態)
1 人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生まれた時、
1 人類が、教会の存在したすべての地域に増えた。彼らは諸々の欲念を
もった。

2 神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめと
った。
2 信仰の教義的なものが、欲念に連結した。

3 そこで主は言われた、「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は
肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう」。
3 人間はもはや、そのように導かれないであろう。彼らは身体的なものにな
ってしまったからである。彼らは信仰の残果をもたなくてはならなかった。

4 そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人
の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇
士であり、有名な人々であった。
4 自分自身が高尚で卓越していることを確信して、神聖かつ真なるものをす
べて軽視したネピリムと呼ばれる人々がいた。このことは、彼らが信仰の教
義をその諸々の欲念に浸し、偽りを信条にした時に起きた。彼らは自己愛を
求める人々であったが、そのような人々は以前にもいた。

5 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも
悪い事ばかりであるのを見られた。
5 そのため、善の意志がまったくなくなり始め、真理と善を認識することが
なくなった。

6 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、
6 主は人類を憐れまれた。

7 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うも
のも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」といわれた。
7 最古代教会の子孫である人間は、善の意志を失い、真理を理解しなくな
ったために滅びるであろう。主は人類を憐れまれた。

8 しかし、ノアは主の前に恵みを得た。
8 主は、ノアと呼ばれる新しい教会によって、人類が救われることを予見さ
れた。

9 ノアの系図は次のとおりである。ノアはその時代の人々の中で正しく、か
つ全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
9 新しい教会の改良または再生は次のとおりである。彼らは信仰の世代の
ものの中で、仁愛の善と真理を与えられ得る人々であった。彼らは信仰の
教義にしたがって生きた。

10 ノアはセム、ハム、ヤペテの三人の子を生んだ。
10 新しい教会から、セム、ハム、ヤペテという三種類の教義が生まれた。

11 時に世は神の前に乱れて、暴虐が地に満ちた。
11 以前の種族は、誤った理解と醜い欲念をもった。

12 神が地を見られると、それは乱れていた。すべての人が地の上でその
道を乱したからである。
12 神は、人間に誤謬以外には何ものもないことを知られた。人間の身体
的な性質は真理の理解をことごとく破壊してしまった。

13 そこで神はノアに言われた、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心し
た。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。
13 人類は滅びないわけにはいかなかった。彼らはもはや善の意志をもた
なかった。人類は教会とともに死滅するであろう。

14 あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファ
ルトでそのうちとそとを塗りなさい。
14 ノアと呼ばれた教会の人々が欲念に支配されたとき、主は意志と知性と
が分離するように定められ、それによって彼らは欲念の洪水から守られた。

15 その造り方は次のとおりである。すなわち箱舟の長さは三百キュビト、
幅は五十キュビト、高さは三十キュビトとし、
15 彼らには残果があったが、聖さ、真理、善において、それはわずかであ
った。

16 箱舟に屋根を造り、上へ一キュビトにそれを仕上げ、また箱舟の戸口を
その横に設けて一階と二階と三階のある箱舟を造りなさい。
16 人間の意志に属した部分は閉じられ、理知的な部分、すなわち知識、
理性、知性が開かれた。

17 わたしは地の上に洪水を送って、命の息のある肉なるものを、みな天の
下から滅ぼし去る。地にあるものは、みな死に絶えるであろう。
17 悪と誤謬が氾濫したために、最古代教会の子孫は、ことごとく滅びるであ
ろう。最古代教会の人々はそのようなものになった。

18 ただし、わたしはあなたと契約を結ぼう。あなたは子らと、妻と、子らの
妻たちと共に箱舟にはいりなさい。
18 しかし、ノアと呼ばれる人々は、再生するであろう。真理が存在し、善が
真理に接合されることによって、彼らは再生し、救われるであろう。

19 またすべての生き物、すべての肉なるもの中から、それぞれ二つずつを
箱舟に入れて、あなたと共にその命を保たせなさい。それらは雄と雌とでな
ければならない。
19 知性に属したものと意志に属したものとは、連結により再生するであろ
う。

20 すなわち、鳥はその種類にしたがい獣はその種類にしたがい、また地の
すべての這うものも、その種類にしたがって、それぞれ二つずつ、あなたのと
ころに入れて、命を保たせなさい。
20 諸々の知的なもの、諸々の意志に属したもの、両者の最低のものが再
生しなければならない。

21 また、すべての食物となるものをとって、あなたのところにたくわえ、あな
たとこれらのものとの食物としなさい」。
21 再生のためには、諸々の善と歓喜、諸々の真理が、人間に与えられな
ければならない。

22 ノアはすべて神の命じられたようにした。
22 そして、そのようになった。

第7章(新しい教会の準備)
1 主はノアに言われた、「あなたと家族とはみな箱舟にはいりなさい。あな
たがこの時代の人々の中で、わたしの前に正しい人であるとわたしは認めた
からである。
1 ノアと呼ばれた人間は、意志に属するものを準備した。彼は再生のため
に必要な善をもっていた。

2 あなたはすべての清い獣の中から雄と雌とを七つずつ取り、清くない獣
の中から雄と雌とを二つずつ取り、
2 善の情愛、善に連結した真理は神聖である。悪い情愛、悪に連結した誤
謬は、相対的に汚れている。

3 また空の鳥の中から雄と雌とを七つずつ取って、その種類が全地のおも
てに生き残るようにしなさい。
3 知性に属する事柄、真理と善、信仰の真理は神聖である。

4 七日の後、わたしは四十日四十夜、地に雨を降らせて、わたしの造った
すべての生き物を地のおもてからぬぐい去ります」。
4 主がこられると、試練が始まり、継続するであろう。人間に固有のものは、
再生のときに破壊されるであろう。自らを破壊した最古代教会の人々は絶滅
するであろう。

5 ノアはすべて主が命じられたようにした。
5 そのようになった。

6 さて洪水が地に起こった時、ノアは六百歳であった。
6 ノアと呼ばれる人間は労苦とたたかいの状態にあった。彼らに試練が始
まった。

7 ノアは子らと、妻と、子らの妻たちと共に洪水を避けて箱舟にはいった。
7 ノアは守られた。真理と善、善に連結した真理は守られた。

8、9 また清い獣と、清くない獣と、鳥と、地に這うすべてのものとの、雄と雌
とが二つずつノアのもとにきて、神がノアに命じられたように箱舟にはいった。
8、9 善の情愛、欲念、思考一般、感覚的な部分とそのすべての快楽が、
(善と真理、悪と誤謬のように)対の状態で、守られた。

10 こうして七日の後、洪水が地に起こった。
10 それが試練の始まりであった。

11 それはノアの六百歳の二月十七日であって、その日に大いなる淵の源
は、ことごとく破れ、天の窓が開けて、
11 試練の第二の状態で、意志に関する究極的な試練と知性に関する究極
的な試練とが始まった。

12 雨は四十日四十夜、地に降り注いだ。
12 その試練は継続した。

13 その同じ日に、ノアと、ノアの子セム、ハム、ヤペテとノアの妻と、その子
らの三人の妻とは共に箱舟にはいった。
13 その教会の人間、そこから派生したセム、ハム、ヤペテと呼ばれる諸教
会の人間、教義的なもの、そこから派生した諸教会そのものは、守られた。

14、15 またすべての種類の獣も、すべての種類の家畜も、地のすべての種
類の這うものも、すべての種類の鳥も、すべての翼あるものも、皆はいった。
すなわち命の息のあるすべての肉なるものが、二つずつノアのもとにきて、
箱舟にはいった。
14、15 その教会の人間、すべての霊的善、すべての自然的善、すべての
感覚的かつ身体的善、すべての霊的真理、自然的真理、感覚的真理は、対
の状態で救われ、主から新しい生命を与えられた。

16 そのはいったものは、すべて肉なるものの雄と雌とであって、神が彼に命
じられたようにはいった。そこで主は彼のうしろの戸を閉ざされた。
16 その教会の人間のもとにあったものは、あらゆる種類の善と真理であり、
彼はそれを受け入れるための準備ができていた。しかし、人間は、天的教会
の人間がもっていたような天界との交流をもはやもたなくなった。

17、18 洪水は四十日のあいだ地上にあった。水が増して箱舟を浮かべた
ので、箱舟は地から高く上がった。また水がみなぎり、地に増したので、箱
舟は水のおもてに漂った。
17、18 ノアと呼ばれる教会が継続した期間、誤謬が氾濫していた。この教
会の人間はそのように動揺し、その動揺の頻度と強さが増した。

19、20 水はまた、ますます地にみなぎり、天の下の高い山々は皆おおわれ
た。水はその上、さらに十五キュビトみなぎって、山々は全くおおわれた。
19、20 最古代教会の子孫の間では、誤謬の信念が増加し、仁愛の善はす
べてが消滅した。仁愛に属するものはほとんど何ひとつ残らなかった。

21、22 地の上に動くすべて肉なるものは、鳥も家畜も獣も、地に群がるす
べての這うものも、すべての人もみな滅びた。すなわち鼻に命の息のあるす
べてもの、陸にいたすべてのものは死んだ。
21、22 誤ったものへの情愛、欲念、快楽、身体的・地上的な事柄を信条と
するようになった最古代教会の最後の子孫は死滅した。

23 地のおもてにいたすべての生き物は、人も家畜も、這うものも、空の鳥
もみな地からぬぐい去られて、ただノアと、彼と共に箱舟にいたものだけが残
った。
23 最古代教会の子孫は、自己愛に属する欲念をもつようになった。彼らは
悪の性質、欲念、快楽、そこから生じる誤謬をもつようになり、死滅した。ただ
新しい教会を構成した者たち、そこに属したすべてのものは、守られた。

24 水は百五十日のあいだ地上にみなぎった。
24 これが最古代教会の最後であり、古代教会の始まりである。

第8章(新しい教会の人間の再生)
1 神はノアと、箱舟の中にいたすべての生き物と、すべての家畜とを心にと
められた。神が風を地の上に吹かせられたので、水は退いた。
1 試練の終わりと革新の始まりにおいて、古代教会の人間、彼のもってい
たすべてのものは、秩序正しく処理された。

2 また、淵の源と、天の窓とは閉ざされて、天から雨が降らなくなった。
2 意志における試練と知性における試練とが終わり、試練の後の最初の状
態が始まった。

3 それで水はしだいに地の上から引いて、百五十日の後には水が減り、
3 真理と誤謬の間で動揺しながら、徐々に再生の過程が始まった。

4 箱舟は七月十七日にアララテの山にとどまった。
4 再生しつつあった人間は、聖められ、新しい光に照らされるようになった。

5 水はしだいに減って、十月になり、十月一日に山々の頂が現れた。
5 誤謬は見えなくなり始め、残果に属する真理が見え始め、信仰の真理が
見え始めた。

6 四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、
6 その状態が続いた後、彼に信仰の真理が現れる第二の状態が始まろうと
していた。

7 からすを放ったところ、からすは地の上から水がかわききるまで、あちら
こちらへ飛びまわった。
7 しかし、彼にはなお誤謬が残っていた。

8 ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、
はとを放ったが、
8 彼は信仰の真理と善を受け入れる状態になりつつあったが、なお誤謬が
妨害していた。

9 はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに
帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、
これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。
9 信仰の善と真理は、未だまったく根をはることができなかった。彼には彼
のもとに現れた善と真理が、あたかも信仰の善と真理であるかのように見え
たが、じつはそうではなかった。彼に依然、誤謬が満ち溢れていたからであ
る。彼は自分自身の力を信頼した。そして自分自身で善を行い、真理を考え
たと思った。

10、11 それから七日待って、再びはとを箱舟からはなった。はとは夕方にな
って彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。
ノアは地から水がひいたのを知った。
10、11 信仰の真理が現れる第二の状態が始まり、信仰の善と真理とを受け
る状態となった。そして彼に少しづつ信仰の善と真理が現れ始めた。まず彼
に信仰の真理がわずかに現れた。妨害していた誤謬が以前ほど多くなくなっ
たために、このようになった。

12 さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰って
こなかった。
12 信仰の善と真理を受け入れる第三の状態で、彼は自由の状態に入った。

13 六百一歳の一月一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のお
おいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。
13 再生は終わり、また始まったが、そのとき誤謬は現れなかった。誤謬が
除去されて現れてきた信仰の真理の光を、彼は承認し、それに対する信仰を
もった。彼は再生した。

14 二月二十七日になって、地は全くかわいた。
14 こうして彼は、聖いものにより、それ以前の汚れた状態から再生した。

15、16 この時、神はノアに言われた、「あなたは妻と、子らと、子らの妻たち
と共に箱舟を出なさい。
15、16 神が古代教会の人間のもとに臨在されたので、彼と教会と彼にあっ
た真理とそれに連結した善は、自由になった。

17 あなたは、共にいる肉なるすべての生き物、すなわち鳥と家畜と、地の
すべての這うものとを連れて出て、これらのものが地に群がり、地の上にふ
え広がるようにしなさい」。
17 この教会にあって再生した人間の状態は次のようになった。内的人間に
おける知性に属するものと意志に属するもの、および外的人間におけるそれ
らに対応するものは自由の状態になった。内的人間が外的人間に働きかけ、
外的人間に善と真理が増大した。

18、19 ノアは共にいた子らと、妻と、子らの妻たちとを連れて出た。またす
べての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上に動くものは皆、
種類にしたがって箱舟を出た。
18、19 古代教会の人間とその教会は自由になった。内的人間の善と外的
人間の善、内的人間の真理と外的人間の真理は、対の状態で、自由になっ
た。

20 ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうち
から取って、はん祭を祭壇の上にささげた。
20 古代教会の人間は、主を表象するものを築き、仁愛の善と信仰の真理
から、主への礼拝をおこなった。

21 主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二
度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪い
からである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたもの
を滅ぼさない。
21 仁愛と仁愛の信仰からおこなわれる礼拝は主によろこばれた。人間は
最古代教会の子孫が離反したようには、かさねて離反しないであろう。人間
の意志の部分は徹底的に悪である。人間はもはや自分自身をそのように破
壊することができないであろう。

22 地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も
夜もやむことはないであろう。
22 常に、再生することのできる人間、すなわち教会が存在するであろう。
再生の時に、信仰と仁愛とが存在する時とそうでない時があるであろう。再
生した人間に、仁愛がある時とそうでない時、よく理解する時とそうでない時
があるであろう。

第9章(再生した人間の状態)
1 「神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた。「生めよ、ふえよ、地
に満ちよ。

1 神は古代教会に臨在され、恩寵を与えられた。仁愛の善と信仰の真理が、
外的人間の中に増大した。

2 地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、海のすべて
の魚は恐れおののいて、あなたがたの支配に服し、

2 心の欲念と推論の誤謬は内的人間によって支配されるようになった。内
的人間は外的人間の中に善の情愛と記憶知をもつようになった。

3 すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草を
あなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。

3 生きている善をもったすべての楽しみは、人間の享受する喜びとなった。
卑賤な喜びも役に立つものとして与えられた。
 
 
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