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クリミアの歴史 Q&A

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2014年 3月 4日(火)18時47分5秒
  通報 返信・引用 編集済
 
Can the U.S. really squeeze PUTIN?

下品な翻訳をすると......米国はプーチンの金玉を握ることができるか??

http://money.cnn.com/video/news/2014/03/04/n-ukraine-crimea-russia-economy-recession-putin-sanctions.cnnmoney/index.html?iid=HP_Highlight

インターファクス通信最新記事

http://newsbiz.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%B9%E9%80%9A%E4%BF%A1&ei=utf-8&sort=new

追加で今は4日の15時50分です....日経WEBでの「ロシア大統領が部隊に帰還命令」の記事が見当たりませんが?実際のところ「プーチンが軍事演習の終了を命じたと報じた」のことのようです ...

FNNオンライン

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140304-00000163-fnn-int

真実を探すブログが詳しい

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1930.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140304-00000515-san-eurp

産経新聞 3月4日(火)13時21分配信
【Q&A】クリミアの歴史、ロシアがウクライナにこだわる理由は

2月27日、クリミア自治共和国の議会前で行われたデモではロシア国旗がはためいた(写真:産経新聞)

 プーチン露政権がウクライナへの軍事的圧力を強めている。当面の焦点は同国南部クリミア半島だ。問題の経緯やクリミアの歴史をQ&A形式でまとめた。(ウクライナ南部シンフェロポリ 遠藤良介)

 Q クリミアとは

 A 黒海に突きだす半島で、面積は四国の1・4倍にあたる2万5500平方キロ。冬季五輪が行われた黒海沿岸のソチと同様に温暖で、半島南端のセバストポリではロシア海軍が黒海艦隊の基地を租借している。ソ連時代から保養地として知られる半島南部のヤルタは、第二次大戦末期に米英ソが密約を結んだヤルタ会談で有名だ。半島のほぼ全域がウクライナのクリミア自治共和国に含まれる。

 Q 今回の問題の経緯は

 A ウクライナでは2月下旬、首都キエフや西部での大規模な反政権デモを受け、親露派の政権が崩壊した。しかし、人口約200万人のうちロシア系が6割を占めるクリミアはロシアへの親近感が強く、政変で発足した親欧米派の暫定政権を認めていない。プーチン政権はこれに乗じ、ロシア系住民やロシア軍人の保護を名目に軍事介入の方針を決めた。

 Q なぜロシア系住民がそんなに多いのか

 A これは半島の歴史に関係している。古くはタタール系のクリム汗国が存在したが、その保護国だったオスマン・トルコと帝政ロシアの戦争を経て、ロシアが1783年に併合した。戦略上の要衝で、英仏トルコとロシアが戦ったクリミア戦争(1853~56年)の舞台ともなった。第二次大戦期にはタタール系が「対独協力」のかどで中央アジアに強制移住させられ、この間にロシア人が大量に入植した経緯がある。

 Q なぜ今はウクライナ領なのか

 A 旧ソ連のフルシチョフ書記長が1954年、ロシアによるウクライナ併合300年を記念し、クリミアの帰属をロシアからウクライナに変更したためだ。この決定はソ連崩壊後になって両国間の問題となったが、97年にはクリミアがウクライナ領であることが確認された。ソ連時代からあった黒海艦隊の艦船はロシア81%、ウクライナ19%の比率で分割し、ロシアはセバストポリの基地を租借することになった。

 Q ロシアがウクライナにこだわる理由は

 A ロシア人には今も、ウクライナを独立国だと考えない帝国主義的な意識が強い。政権には、そのウクライナが欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指す親欧米国となることへの危機感がある。クリミアについては特に、プーチン氏も「ロシア固有の領土」と過去に発言している。

 ウクライナでは2008年、当時の親欧米政権が黒海艦隊への基地貸与を17年で打ち切ることを決めたが、親露派の前政権下で42年までの延長に合意した。再び親欧米派が中央権力を掌握した今、地中海への窓口であるクリミアの基地を失うわけにいかないとの焦りもある。

プーチン最後の聖戦

北野幸伯ブログ

http://rpejournal.com/



アメリカの没落の真実

http://yamatotamashii.web.fc2.com/

悪いのは全部アメリカ?

http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/786.html

内容紹介
プーチン・ロシアのアメリカ没落シナリオ!
日本以外の世界で繰り広げられている、国益追求と生き残りのための壮絶な戦い。気鋭の国際アナリストが読み解く、日本人が知らない世界の現実と、プーチンが企む驚愕のサバイバル・シナリオ!

出版社からのコメント
◎この本には、以下、普通の本と違ういくつかの特徴があります
★著者はモスクワ在住20年以上。ソ連崩壊以前から、この国の「地獄」と「復活」を目の当たりにし、一般ロシア人からロシアン・エリートまで、そのメンタリティーと行動パターンを知りつくしている。
★著者は、「卒業生の半分は外交官、残りはKGBを養成する超エリート機関」とよばれた、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を卒業した初めての日本人である。
★現在33,000人の購読者を誇るメルマガと、これまでの3冊の著書のなかで、自己の予測を当てつづけている(例、05年時点で「アメリカ没落」を予測。その後も「世界的不況下で中国は一人勝ち」「日本に反米親中政権が生まれる」「尖閣諸島から日中対立が起こる」等々)。
★一見、「トンデモ系」「陰謀系」と思える内容も、すべて豊富な「資料」と「証拠」によって実証されているので、だれもが納得できる。

この本を読めば、たとえ中学生でも、あるいは女性でも、あなたの世界観は必ず、しかも一気に、「世界の指導者レベル」「日本最高レベル」まで引き上げられます。
日本人のほとんど誰も知らない複雑な世界の現実とその動きを理解するための、シンプルなメソッドを知りたい方。これから先、サバイバルのための正しく確実な方法を身につけたい方。
迷わず本書をご一読ください。

最も参考になったカスタマーレビュー
43 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 まさに最後の聖戦 2012/5/27
By moneynosinri
形式:単行本(ソフトカバー)
プーチンがアメリカと闘っている。
より正確に表現するならアメリカを支配するFRBの株主達、
つまり国際金融資本勢力と闘っていると言ったほうがよいだろう。

国内の新興財閥を取り締まった結果発生した、旧ソ連地域を巡る国際金融資本との死闘。

ウクライナやグルジア、中央アジアなどで起きるロシア包囲網。
それを打開するために、中国などの自立勢力と連携を深め反撃していくプーチン。

この本はプーチンロシアが、世界情勢の中で占める重要性が、
極めて大きいことを様々な証拠資料と供に教えてくれる。

早速、プーチン氏は大統領に就任してG8サミットをキャンセルした。
この本を読んでいれば、メディアで流されている動機とは違った動機を感じ取れる。
プーチンはアメリカを中心とした欧米世界秩序を修正したいのだ。
G8はその世界秩序の象徴的な会合であるのだから、キャンセルして当たり前なのである。

プーチンロシアは、反欧米勢力の中心的な存在として今後も聖戦を続けていくだろう。

パワーゲームばかりでなく、世界の情報体制がどうなっているのかも理解できるようになる。
日本のテレビや新聞が報道するプーチン大統領へのニュースははっきりいってネガティブな情報が多い。
ニュースで出るのは反対勢力のデモなどばかり。

しかし、ロシア国内では圧倒的な支持率を保っている。(オバマや野田と比べてみると良い)
何故、日本のマスメディアが一方的な情報を流すのか
その理由は、欧米の情報統制ピラミッドに日本が含まれているから。

ロシアと世界情勢を理解することで、日本の現状をも国際的な観点から理解させてもらえる。

ソ連崩壊前からロシアに在住し続けている著者がロシア側から見た貴重な世界情勢を日本に伝えてくれる。

まさに情報鎖国日本に光りをもたらしてくれる一冊である。

5つ星のうち 5.0 世界情勢がすっきりわかる最高の一冊 2012/5/20
By irkutsk

「ロシア政治経済ジャーナル」というメールマガジンを発行している北野幸伯氏が書いた最新刊です。ロシアに住み、ロシアの内部情報にも詳しい北野氏が現在の世界情勢を見事に紐解いたおすすめの本です。

「はじめに」のところで、1990年代、アメリカは「この世の春」を謳歌していたといっています。ソ連が崩壊し、日本はバブルがはじけ暗黒の20年に突入、欧州は貧しい東欧を救済する羽目になり、中国はまだ弱小国家だった。

ところが欧州はソ連崩壊後、アメリカにわたっていた覇権を取り戻そうとEUをつくり、ユーロを誕生させアメリカに対抗してきます。またイラクのフセインが2000年9月14日「石油代金として今後いっさいドルを受け取らない」と宣言します。ユーロで決済すると言い出したのです。フセインはこれでアメリカの怒りを買い、失脚、処刑されてしまったのです。大量破壊兵器などはなく、単なる口実であったことは後に明らかになりました。

どうしてアメリカは決済通貨をドルからユーロに変えることにこれほど憤るのでしょうか。それは現在ドルが基軸通貨として世界で使われていますが、その地位を脅かすことになるからです。では基軸通貨とはどんなものなのでしょうか。

アメリカは世界最大の「財政赤字国」「貿易赤字国」「対外債務国」です。財政赤字は1963年から現在まで50年近く続いています。(1998年から4年間は例外的に黒字を達成)
普通の国であればとっくに財政破綻しているところですが、アメリカはいっこうに破産しない。それは一つには高金利、アメリカ国債、株などでドルが還流しているからです。もう一つはドルが基軸通貨だからです。基軸通貨というのは国際間の資本・貿易取引において、民間・公的部門を問わず幅広く使用されている決済通貨のことです。

普通、貿易赤字の国では、自国通貨の需要が外貨需要よりも少なくどんどん下がっていきます。しかし、基軸通貨ドルの需要は世界中にあるので、なかなか下がりにくいのです。ではそんな需要があるのでしょう。●アメリカと他国の貿易決済通貨として●他国と他国の貿易決済通貨として●外貨準備として●世界中の民間人がドルを保有している。
だからアメリカは外国から物を買うのに外貨を稼ぐことはないのです。この基軸通貨は国際法で決められているわけではなく、基本的には強制力がありません。ただアメリカが経済力も軍事力もNo.1で、信用度が一番なので、ドルが基軸通貨として使われているだけです。

だからドルを基軸通貨の地位から引きずり下ろせばいい。そのためにはドルの使用量を減らし、他の通貨で決済するようにしてしまえばいい。だからフセインは決済通貨をユーロにしたためにアメリカの怒りを買ったわけです。

政治的にはアメリカ一極支配を維持しようと、ドルの基軸通貨の地位を脅かすものには鉄槌をくわえるのです。

アメリカはアフガニスタン、イラクに続いてロシアの石油利権も支配しようとしていました。ロシアの石油最大手ユコスを買収しようとしたのです。これに対し、2003年プーチンはユコスのCEOホドルコフスキーを脱税容疑で逮捕し、アメリカによるユコス買収は失敗しました。これに怒ったアメリカは2003年11月グルジアでバラ革命を起こし、傀儡政権を樹立します、さらにウクライナでオレンジ革命を、キルギスでチューリップ革命を起こしていきます。

ロシアは一国ではアメリカに対抗できないとして、プーチンは中国との同盟に踏み切ったのでした。北野氏はこの同盟をアメリカ幕府打倒で手を結んだ「薩長同盟」だといっています。そして反米の砦として上海協力機構を発足させました。中国、ロシア、中央アジア4カ国でスタートしましたが、その後イラン、インド、パキスタン、モンゴルが参加します。さらにトルクメニスタンやトルコも加盟を申請しています。

そしてロシア・中国は両国の貿易決済をルーブルと人民元で行なうと決め、ロシアは他国との決済にルーブルを使うと言い、湾岸協力会議や南米共同体、東アフリカ共同体も共通通貨の発行を目指しています。

2008年のリーマンショックでアメリカの一極支配は終焉したといえます。一極世界のあとは多極世界へ。G8はG20へ。

しかしプーチンは2008年、大統領の地位をメドベージェフに譲ります。なぜ彼を後継者にしたか。それは彼のバックにプーチン以外に誰もいないからでした。すなはちプーチンに反逆することは即失脚を意味するからです。とは言うものの、彼は欧米の本当の恐ろしさを知らず、リビアに対する多国籍軍による武力攻撃に拒否権を使わずに棄権しました。この頃からプーチンとメドベージェフの間はしっくりいかなくなり、メドベージェフは次期大統領選出馬に意欲を見せたりしました。しかし、いかんせん彼の基盤は弱く、プーチンに対抗することはできませんでした。

そして2012年の選挙でプーチンは大統領に当選し、再び5年間ロシアの最高権力者となることになりました。このことに一番危機感を抱いているのはアメリカでしょう。プーチンはアメリカにとどめを刺すために次のようなことを行なうであろうと北野氏は書いています。
1、アメリカをさらに没落させる
アメリカはいまだに強力で、依然としてロシアの脅威であり続けています。
2、「ドル体制」をさらに崩壊させ、ルーブルを基軸通貨化させていく
3、中ロ同盟の再強化を目指す
4、上海協力機構の再強化を目指す
5、「ブリックス」諸国との連携を深める
6、「ユーラシア経済同盟」をつくる

そして最後に近い将来、ドル暴落とインフレがアメリカを襲うといっています(2015年~2020年がアメリカにとって最も厳しい期間となる)。

ロシアもアメリカのさらなる没落に伴う危機を避けるのは不可能ですから、プーチンはこれからせっせと外貨保有高を増やし、危機の悲劇をやわらげる準備をしていくでしょう。

ではアメリカの没落後中国が覇権を握るのかというと、中国の繁栄もあっさりと終演を迎えると予測しています。中国の国家ライフサイクルを見ると、2010年代は成長期後半に当たり、2018~2020年ごろに日本のバブル崩壊に相当する出来事が起こるでしょうと指摘しています。

そして日本はどうするのか。アメリカが日本を守れなくなる日がやってきたとき、中国に擦り寄るのか、独立国家となるのか。

北野氏がこの本を書いた意図は「世界がまだ戦国時代である」ことをみなさんに知ってほしかったからだ。日本は覚醒しなければならない時がきたのだということに気づいて欲しくてこの本を書いたということです。

日本の総理大臣を見ていると、いまだにアメリカの番頭ばかりで真に日本のことを考えているとはとても思えません。彼らにもこの本を読ませて、一国の指導者としての自覚を促したいものです。

By incu

「世界のこととか、国際情勢とかには興味あるけど、プーチン?ロシア?別に興味ないし・・・」。この本はそういう人にこそ読んで頂きたい本です。なぜといって、「プーチン」と銘打ってあるものの、実はロシアという素材を使って「国際政治って本当はどういう理屈で動いているの?」という疑問に答えてくれる内容だから・・・。

この本の著者の北野氏は、読者数3万を超える人気メルマガの発行者でもあるので、ご存じの方も多いとは思いますが、メルマガは読んでいてもその著書までは読んでいないって人が多いのではないのかな?と。それは非常に勿体無い。メルマガでも縦横に展開されている鋭い分析は、その著書の中でも健在。むしろ、まとまった文章になることでそのスムーズな文体が更に活きています。

というわけで、本書もそのメルマガ上で展開されてきたお話をベースに構成されており、もちろん、その読み易い文体もそのままなので、冷戦崩壊後、「ソ連→ロシア」という国家がいかなる変遷を辿って現状に至るのか、ということがスッキリと理解出来るようになっています。

ですが・・・。この本のポイントは実はそこではないのです。著者の北野氏が言わんとしていることは、大多数の日本人がほとんど分かっていない「本当の世界の在様」を知らせたい、ということなのだろうと。しかも、それを知るためには何も特別な「秘密情報」などがなくとも、すこし違った視点を身に付け、自分の頭を使って考えることで自ずから視えてくる・・・。そういうことが言いたかったように思えます。

読み進んでいるうちに、「世界基準」では、国際関係というのは果たしてどういう思考・思想に基づいて動いているのか?ということが嫌でもよく分かるようになっています。それは「地政学」と「リアリズム」。北野氏のこれまでの3冊の著書やメルマガでも言えることですが、氏の文章の根底に一貫して流れるのはこの2つの戦略思考ツールです。この2つの概念にピンと来た人。そんな人にはこの本はオススメです。是非、手にとって読んでみて下さい。その時間と労力をかけるだけの価値があることは断言出来ます。

否、もしかしたら、そんな人はこの本を読まなくても、本当の「世界の在様」はもう十分にご理解のことでしょう。また、「そんなこと、この本読まなくても知ってるよ」という人も居るでしょう。そういう人は良いのです。薄ら甘いセリフに騙されることもないでしょう。でもですね…。大多数の一般ニホンジンは、知ってる人は当たり前に知っている、こんな基本的なことすら一切知らないのです…。なので、この本をご自分の周りのちょっとはこういう話題に興味のある人にオススメして、読ませて下さい。この本は、一般的には「難しそう…」と思われてしまうような事柄を、「小中学生でも理解出来る」レベルにまで噛み砕いて説明されているので、あなたがオススメしたその人ももしかしたら「覚醒」するかもしれませんよ。ここまで劣化進んでしまった日本の情けない状況を打開するのは、もはや、そういう地道な一歩からしかないように想います。

5つ星のうち 5.0 人は母国語でホントのことを言う 2012/4/18
By ゴンチャロフ

政治・社会、ノンフィクションの本には、岩波好みのたたずまいってえものがある。その点で、この本には、たちまち「要注意」の警報が鳴るかもしれない。本文もざっくばらんの口語調で、まるで寄席で講談を聞いてるみたい。ページにはあやしいゴシックが、あちこち飛び交うありさまは、まるで「トンデモ本」を思わせる。なにせ、「おまえにはやめてもらうからな」「おい、はっきりしねえか!」と、プーチンに語らせてしまうのだから。「ロシア語の印象をそのまま伝えるために、文体を意図的に文化的じゃなくしておきます」と、著者の北野幸伯は、確信犯なのだ。北野は、ロシアの大学を出て、モスクワに住んでいる。ロシアの本も、地下出版物も、テレビもすべてロシア語で吸収してきた。これがこの本のキモである。帝政からソ連と、圧倒的な男社会であったロシアで、すべてのことはロシア語のののしりあいできめられた。コミンテルンでも、ブハーリンはわめいたし、ウオッカに足をとられたエリツインの一言で、ソ連の歴史は書き換えらえられたのだ。しかるに報道は、ロシア語の毒とともに、彼らの本音をすっかり洗い流して、気取った英語で伝えられた。民族は、母国語で本当のことを言い、公用語で嘘をつく。
佐藤優氏もロシア語の裏も表も読みきれた。それが諜報というものだ。
本書では、アメリカに「はじめてお使い」にでかけたお土産に、ついアメリカ民主主義が好きになっちゃって、プーチンにキツイお灸をすえられたメドベージェフのこと。また、プーチンが、共産国家ソ連がアメリカを国家として憎んだ時代の遺産をいまだに引きずり、アメリカをマジで憎んでいること。英語でにこやかに笑うプーチンのかげに、アメリカへの消えない憎しみがひそんでいることさえ描きだされている。文体は軽いが、リトビネンコなどうまく使って、資料の使い方も緻密。「おっとどっこい」の出来ばえである。


 
 
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