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カルトの教義は簡単 その3

 投稿者:Legacy of Ashesの管理人  投稿日:2014年10月 5日(日)17時20分2秒
  通報 返信・引用 編集済
  http://ameblo.jp/antibizwog/entry-10850780579.html#main

関連記事:信じる者は救われない その1

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/309.html

超能力現象を見せる(手品でよい)......亡くなった船井幸雄さんがよくやっていましたね.....泳いでいる金魚を突然動かなくするとかね。屋根から落ちたとき何者かがフワーと支えてくれて元に戻してくれて助かったとか......注:良い子は絶対に真似しないように,必ず落ちて死にますから。

信じる者は救われないその2

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/310.html

騙されやすい人とは

・心配性の人、取り越し苦労をする人
・こうでなければならないと思い込んでいる真面目な人
・孤独な人、話の合う人がいない人
・霊魂、生まれ変わり、超能力などが好きな人
・自分に不満を持って変わりたいと思っている人

以下〔苫米地英人 著『洗脳―スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック』 第7章 洗脳護身術 より抜粋〕

■洗脳危機察知技術:アバター作成

人間は一旦洗脳下に置かれてしまうと、そこから脱出するのは困難です。私はこれまで多くの被洗脳者を見てきましたが、洗脳家の技術が稚拙でない限り、自力で洗脳に打ち克った人は殆どいません。ですから、「洗脳は、される前に防ぐ」のが一番です。では、具体的に洗脳を回避出来るテクニックはあるのでしょうか。

あるにはあります。例えば、自分の周りにファイアーウォール Firewall〔※情報漏洩検出、検閲の技術概念〕のような精神的な防御網を張り巡らせるテクニック。

これは各国のエージェント達がこぞって取り入れているもので、無意識レベルの攻撃も事前にキャッチして脳への侵入を防いでくれます。ただ、余りにも高度な為、会得するのが大変困難です。実際、様々な鍛錬を積み重ねてきたエージェント達も、会得するのに相当苦労しています。

そこで、ここでは私が考案した比較的簡単なテクニックを紹介しておきます。エージェントが会得するテクニックほどの威力はありませんが、普通に生活している人にとっては十分なレベルです。

そのテクニックとは、洗脳家がこちらの無意識に書き込もうとしても、それを意識に上げてくれるような簡単な「センサー」を作るというものです。相手がこちらの無意識に書き込むのは、相手の臨場感が物理空間、もしくは想像のつく空間にある時です。しかし、もし無意識への書き込みが意識に上がれば、相手への攻撃は丸見えとなります。

そこで、敢えて敵を誘(おび)き寄せるように、「おとり」となる無意識を作ります。簡単に言うと、もう1人の自分を作ります。つまり、洗脳を企む敵に対してのみ、多重人格になるのです。敵の攻撃を、もう1人の自分の無意識に受けさせるのです。そうすれば、本物の自分が相手の攻撃を把握出来ます。

このもう1人の人物を「アバター Avatar」と言います。いわゆる影武者です。では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

先ずは、体をリラックスさせます。次に、あなたの周りにある臨場感空間を、あなたの臨場感空間で再現します。要は、あなたの目に見える世界を、脳内で再現するのです。上手く再現出来たら、その臨場感空間を客観的に見ます。感覚としては、今いる自分から意識だけを少し後ろに退けるように考えてください。目の前にもう1人のあなたがいるかのような、まるで臨場感空間が2重になっているような感じです。そして、目の前にいるもう1人のあなたであるアバターを思いきり無防備な感じにします。

目の前にいるアバターは、あなた自身です。ということは、アバターにもあなた自身の人格があります。つまり、2人のあなたがいるわけです。ただ、アバターはあくまでもダミー。本当に守るべきあなた(本物)は、アバターの1歩後ろにいます。ここで注意してほしいことがあります。アバターはもう1人のあなたですが、ダミーでもあるので敵の警戒心を解く位の人格、本物のあなたよりも隙が多い人格にしなければなりません。極端に言うと、本物よりも少し低いIQの持ち主にします。(中略)

アバターを出すことに成功したら、外界(がいかい)との接触は全てアバターに任せます。誰かと話したりするのもアバターです。試しに、家族や恋人と話す時、アバターに任せてみましょう。最初は、相手の問いかけに対して、「アバターなら何て言うかな」と考えても構いません。違和感があるでしょうが、次第に慣れてきます。

アバターはあなたの本物の人格を守るべき存在。本物のあなたはアバターの後ろで隠れています。アバターの生成は引き篭もりのようなものです。引き篭もりは、外からの攻撃が怖い為、家の中に引き篭っています。これは自分の自我の中に引き篭ることを意味します。

アバターは、洗脳家だけでなく、不躾(ぶしつけ)に心を傷つけようとする人に対しても有効です。例えば、謂れない悪口を不意にぶつけられたとしても、受けるのはアバター。本物のあなたはあくまでも客観的に観察しているだけなので、冷静に対処出来るはずです。

また、詐欺師などが相手でもアバターは役に立ちます。詐欺師は相手が引っ掛かり易いと判断した場合は、極端に舐めて掛かる傾向にあります。ですから、本物の自分よりもIQの低いアバターに普段の生活を任せていると、詐欺師はアバターに合わせた低レベルの詐欺を仕掛けてくるでしょう。しかし、自分のアバターレベルの詐欺であれば、本物の自分は直ぐに看破出来ます。

アバターについては、もう1つ注意すべき点があります。それは、絶対に本物の自分を露出させないこと。

どういうことかと言うと、相手が腕の良い洗脳家だと、あなたを怒らせたりして、本物を引き摺り出すことがあります。ですから、本物のあなたは常に情動をコントロールしていなければなりません。アバターを出している時は、相手の挑発には決して乗らない。本物のあなたはあくまでも冷静でいることが大切です。

情動をコントロールし、物事を客観的に見続けることは、大変な忍耐が必要です。悲しいことがあった時でも、アバターはどれだけ悲しんでも構いませんが、本物のあなたは「ああ、自分は今悲しいんだ」と冷静に自分を観察出来る余裕がなければなりません。

極端に言えば、喜怒哀楽を消すのです。勿論、悲しい時は悲しみを感じています。嬉しい時は嬉しさを感じています。しかし情動をコントロール出来なければ、アバターは役割を果たさなくなってしまいます。

アバターを自由に出せるようになったら、今度はアバターを1人だけでなく、2人、3人と増やしてみましょう。複数のアバターがいれば、沢山の敵から本物の自分を守ることが出来ます。また、それぞれのアバターのIQを少しずつ変えておくこともオススメします。

そうすれば、相手によって対応を変えたり、様々な角度から物事を見たりすることが出来ます。アバターは多重人格のようなものです。本物の自分ともう1人の自分(アバター)は、それぞれ別の人格、IQを持っています。その為、物事を2つ(もしくは複数)の価値観で判断出来、1つの人格よりも視野が広がります。

更に、複数のアバターを自在にコントロール出来るようになると、それぞれに仕事をさせることも出来ます。例えば、Aのアバターにはお金の処理を、Bのアバターにはスケジュール調整を、Cのアバターには商談相手との交渉をと、頭の中で役割分担させるのです。体は1つしかありませんが、時間の短縮は確実に出来るでしょう。そうすると、実際の仕事の能率は格段に上がります。(中略)

人間の脳は、普段は全容量の10%も使われていないと言われています。ということは、少なくとも10人分の脳を並列させることが可能なはずです。

アバターは政治、特に国家元首にとっても大変重宝されています。と言うのも、使い方次第では、多くの国民から支持を得られるからです。つまり、国民から好かれるアバターを作り、表舞台に立たせれば良いのです。

アバターは、ナチス・ドイツの時代から研究されており、その後ソビエト、中国、北朝鮮へと伝わっています。ヒトラーもスターリンも、毛 沢東も金 正日も用いていたわけです。

国民から好かれるアバターは、相手にとって一番好ましい人物を、相手の記憶から引っ張り出します。ヒトラーは、ドイツ国民に受け入れられる「ゲルマン民族の優越」を主張しましたが、これはアバターによるものでしょう。本物のヒトラーがどう思っていたかは分かりません。とにかく、彼はドイツ国民にとって耳障りの良い言葉を発するアバターを全面に押し出して政権を取ったのです。(後略)

〔資料〕Avatar - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC

〔資料〕Handle Name(HN) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0


■アンカーとトリガーの解除

≪≪さて、私は洗脳は「される前に防ぐ」のがいちばんだと述べました。では、洗脳されてしまったらどうしたら良いのでしょうか。その心配はありません。何故なら、洗脳されてしまったら、自分が洗脳されているかどうかに気付くことはないからです。

何度も言いますが、洗脳は永遠の催眠状態です。幾ら他人が「洗脳されていますよ」と言ったところで、本人は絶対に信じないでしょう。もし、自分が洗脳されていると思ったら、それは洗脳されていないか、何かしらの理由によって洗脳が半分解けている状態です。

洗脳されて一番厄介となるのは、アンカー Anchor〔※船の碇(いかり)の意。無意識下に埋め込まれている特定の記憶や意識状態を指す〕とトリガー Trigger〔※引き金の意。アンカーを引っぱり出しやすくするのがトリガー〕です。

埋め込まれたアンカーとトリガーを解除するには、大変高度なテクニックが必要です。このことは第4章でも触れました。脱洗脳、特にアンカーとトリガーの解除は絶対に失敗が許されない、と。

かつて、オウム真理教が世間を賑わせていた頃、或る医師がオウム信者の脱洗脳を試みたことがありました。その医師は、信者が逃げ出さないように高層マンションの上階に閉じ込めたそうです。

確かに、信者に逃げられることは、自分の身の危険にも繋がるので、慎重にしなければなりません。しかし、この高層マンションが仇となりました。医師がトリガーを取り除こうとしてアンカーを発動させた途端、信者は開いていた窓から飛び降りてしまったのです。医師はまさかと思ったでしょう。しかし、この悲劇は医師の「無知」が引き起こしたと言えます。

信者がオウムであること、アンカーが強烈であることを承知していれば、窓の鍵を開けておくというような単純なミスを絶対に犯しません。信者を完全に監禁する、それこそ檻に入れる位の覚悟で行わないといけなかったのです。このように、脱洗脳は素人が手を出すと大変危険です。ですから、もし知人や親しい人が危険なカルトに洗脳されたと思っても、安易に脱洗脳しようとせず、先ずは専門家に相談してください。

さて、完全に埋め込まれたアンカーとトリガーを自分で取り除くのは難しいですが、解けかかっているものについては話は別です。何故なら、自分で埋め込まれたアンカーに気付いているからです。

洗脳されたカルト教祖のことを嫌だと思っているが、アンカーがあるから恐いという場合であれば、自分でアンカーを取り除くことが出来ます。アンカーとトリガーを取り除くには、それらを意識する、つまり意識に上げるだけです。意識と無意識の差は、今時分が気付いているかどうかにあります。自分の中にあるアンカーとトリガーの存在に気付いていれば意識、気付いていなければ無意識です。

例えば、呼吸に意識を向けると、改めて自分が呼吸していることに気が付くでしょう。自分が呼吸しているということが分かると、それをコントロール出来ます。息をゆっくり吸ったり、速く吐いたり。これは意識に上げているから、コントロール出来るのです。ヨガなどには、心臓の鼓動をコントロールする訓練がありますが、この時大切なのは心臓の鼓動を意識に上げることです。

無意識というのは、自分のコントロールではありません。ホメオスタシス Homeostasis〔※恒常性〕によるもので、自律的にコントロールされています。アンカーとトリガーも同じです。アンカーが効果を上げているのは、無意識の中で発動しているからです。

しかし、アンカーが意識に上がると、呼吸のようにそれは自分でコントロール出来ます。ですから取り除くには、自分で自分の中にアンカーがあることに気付き、それを意識に上げることが重要です。

もっと言うと、アンカーとトリガーの関係に気付かなければなりません。仮に、「カルト教祖の顔を見ると快楽体験が蘇り、気分が高揚する」のであれば、そのアンカーとトリガーの関係に自分で気付くことです。そして、そのことを意識に上げれば良いのです。

洗脳を仕掛ける時によく用いられる手法に、“サブリミナル Subliminal”があります。

十数年前、番組中に麻原の顔の画像を挿入し、放送したテレビ局がありましたが、観ている人の殆どは麻原が映っていることに気付きませんでした。サブリミナルは、無意識への侵入です。誰が観ても「あ、麻原だ」とわかるようでは、意識に上がってしまう為、全く効果はありません。気付かないから脳に埋め込まれ、いつの間にか麻原のことが気になるようになるのです。

アンカーとトリガーをきちんと把握して意識に上げれば、その効果を消すことは可能です。しかし、ここでちょっとした問題が起こってしまいます。その問題というのは、アンカーとトリガーを意識に上げることで、逆にそれらの関係を深めてしまう結果になりかねないという点です。

先のケースであれば、「教祖の顔を見る」がトリガーで、「快楽体験が蘇り、気分が高揚する」がアンカーです。すると、「高揚するようにアンカーが埋め込まれているな」と意識しても、教祖の顔を思い浮かべた時点で、トリガーを踏むことになり、アンカーが発動してしまいます。つまり逆効果に成りかねないのです。

一々アンカーを発動させてしまっていては元も子もありません。ですから、アンカーを意識するよりも、「アンカーとトリガーを結び付けている関係がある」ことを意識する方がよいでしょう。そして、その2つの関係を切り離すように、意識の中でコントロールするのです。

ただ、アンカーとトリガーはどちらも過去の自分の体験から来ているものが殆どです。記憶は、消すことは出来ません。私が行う場合は、アンカーとトリガーを切り離すだけでなく、違う記憶と繋ぎ替えます。例えば、アンカーを高揚のままにしておいてトリガーだけを恋人に変更したり、トリガーは教祖の顔のままだけれどアンカーを嫌悪に変更したり、という感じです。

その人の過去の記憶の中から違うものを引き出して、繫ぎ替えるわけです。自分で行う場合には、もしアンカーが発動しても大丈夫なように、先ず自分をコントロール可能な環境に置いてください。要は、自分自身を監禁するのです。

埋め込まれたアンカーが「恐怖」だった場合、その人は恐怖から逃れる為に洗脳家のもとへ戻ろうとすることがあります。S容疑者のケースがそうです。「私の占いを無視すると、地獄に堕ちるぞ!」という恐怖によるアンカーだと、被洗脳者は本当に地獄に堕ちるのではと不安になり、彼の占いを無視出来なくなります。そして、彼の庇護を受けたいと思って接触してしまうのです。

ですから、そう出来ないように自分自身を監禁すれば、仮にアンカーが発動しても洗脳家に接触するのは物理的に不可能です。

恐怖によるアンカーを取り除くには、自分を監禁し「その恐怖は他人に仕掛けられたものだ」と、強く思い続けてください。「ホラー映画と同じだ」と、客観的に認識するように心掛けるのです。気にすることはないと、意識に上げてコントロールします。客観的に評価出来るようになれば、アンカーを取り除くことが出来るでしょう。一度だけで取り除けないのであれば、アンカーが上がる度に、大丈夫だと考えればよいのです。≫≫

〔資料〕Homeostasis - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B7%E3%82%B9

〔資料〕Subliminal Stimuli - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Subliminal_stimuli

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E5%8A%B9%E6%9E%9C


■恐怖を克服する為の瞑想法

≪≪前述したように、アンカー Anchor〔※船の碇(いかり)の意。無意識下に埋め込まれている特定の記憶や意識状態を指す〕とトリガー Trigger〔※引き金の意。アンカーを引っぱり出しやすくするのがトリガー〕の多くは「恐怖」を利用しています。第6章で述べたように、強い情動であれば喜怒哀楽のどれでも利用出来ますが、人間が洗脳される時に利用される情動は、殆どが恐怖です。

また、カルトやスピリチュアリストは相手を洗脳する時には、大抵「脅す」手法を取ります。脅されると人間はIQが下がり、臨場感空間の主導権を奪われてしまうからです。そして、その脅しの背景にあるのは恐怖です。人間は沢山の恐怖を抱え、怯えています。その恐怖を引き出す為に脅すのです。

逆を言えば、恐怖さえ克服出来れば洗脳されにくいことを意味します。(中略)では、人間にとって最大の恐怖とは何でしょうか。痛いこと?他人?違います。21世紀を生きる日本人にとって、最も恐いのは「お金がない」ことです。かつては、それは飢餓を意味していました。ご飯が食べられないことです。

しかし、今は飽食の時代。仮にお金が無くなっても、余程のことがない限り飢餓では死にません。洗脳も同じです。カルトやスピリチュアリスト、占い師などは「恐怖」を手段として扱いますが、その目的は「お金」です。そして、洗脳される人々もその大元の原因は「お金」なのです。≫≫

江原啓之氏もお金を稼ぐ為に人に語りかけます。テレビも高視聴率を取ってお金を稼ぐ為に、彼らを登用します。そして、視聴者もお金という「幸せ」を手に入れる為、彼らの言葉に耳を貸すのです。霊や説教は、2次的な話に過ぎません。ですから、お金に囚われなければ、洗脳されることはないのです。


■洗脳されない為に

(略)ところで、1つ疑問を持たれた方もいるかも知れません。それは、そもそも洗脳されていない状態とはどういうことか、です。

洗脳されていない状態というのは、完全に自由です。拠り所は自分です。自分で決め、自分で考え、自分で判断する。全てを疑うということではありません。疑うということは、背の前提知識が必要となりますから、それ自体が洗脳されている可能性があります。洗脳されていない状態は、それすらからも解放されています。

例えば、宝石店で100万円の宝石を勧められて、「本当は10万円じゃないの?」と疑ったとします。これは自分に情報がないからそう考えてしまうのです。そうではなく「何故、10万円の宝石を100万円で売るの?」と考える立場になって、初めて洗脳が解けているのと同じ状態であると言えます。

要は洗脳を掛ける人よりも多くの情報を、こちらが持たなければならないということです。

しかし、実際にそれだけの情報を持ち得るのは容易ではありません。そこで、抽象度を上げるということが必要となります。第5章で述べた内部表現の書き換えでも述べていますし、またこれまでの著書でも書いていることですが、相手よりも抽象度が高ければ、実際の情報量が下でも多くの情報を持っているのと同じ立場になります。

例えば、相手が「猫」と言って洗脳してきても、こちらが「動物」レベルにまで抽象度を上げていれば、相手よりも優位でいられるのです。猫は動物の一部なので、動物という言葉は猫という言葉より幅広い意味と情報を持っています。仮に「三毛猫」であれば猫の中でも意味や情報が絞られるので、猫よりも抽象度が低いということになり、また動物よりも抽象度を上げたければ、動物を包括する「生物」レベルに上げればよいでしょう。

この抽象度を上げるというのは、釈迦も行っていたことです。

究極的に、全ての脱洗脳を施されると、絶望までとは行きませんが、後悔をすることになるかも知れません。騙されていないので、何がより正しいことであるのかを理解出来てしまうからです。それはインスタント悟りです。

私はよく「脱洗脳した状態だと辛くないですか。流されたままの方がよくないですか」と質問されます。私はそんなことはありません。もし全ての脱洗脳を施されて辛いと感じるのなら、洗脳されていない状態が辛いのなら、流されるのではなく、わざと騙されてあげればよいだけです。

本書では、スピリチュアリストやカルトの危険性と、自らを様々な洗脳から開放する脱洗脳法を述べました。皆さんがあらゆる束縛から解放され、究極の自由を手にすることが出来れば、カルトに騙されることはないでしょう。それどころか既存の宗教にも頼らなくて済むはずです。

スピリチュアリスト、占い師、カルト教祖、テレビをはじめとするマスメディア。これら以外にも私達の身近に、危険な「洗脳」は溢れています。決して惑わされないでください。私は皆さんが、自分の思想で、自分の目で全てを見通せるようになることを祈っています。――洗脳されない為に。


■著者あとがき―本当の意味での自己を確立するには

(略)皆さんが、キリスト教、イスラム教、仏教など、どのような宗教を信仰することも自由ですし、逆にどのような宗教を信仰しないことも自由です。ただ、もし信仰するのであれば、それぞれの開祖の主張まで立ち返って徹底的に思索し、吟味すべきです。実際、原理主義と言われている各宗教の自称「本流」は、開祖の主張と真逆の主張を行っていることが多いのです。

イエスは、人と神が契約するという旧約の概念を「人が神と契約することは人と神が対等になってしまうのでおこがましい行為だ」と根本的に否定した上で、神の無償の愛を説き、契約などしなくても紙は一方的かつ無条件に人を愛すると述べています。

つまり、人の行動とは何の関係もないところで、人知を超えた神の自由な判断によって、神は人を愛すると言うのです。これは、たとえ罪人であっても許される可能性があり、逆に模範的な人物でも神の愛を受け入れなければ、天国にいけない可能性があるということを意味します。

また、釈迦は「縁起」という主張で、カルト的な意味での輪廻を否定しています。単純化して言えば、生まれ変わりはないと述べているのです。

要するに、イエスや釈迦は、「善い行いを積み重ねれば、将来きっと良いことがある」「今苦しめば、来世は幸せになる」などという主張を行ってはいないのです。

イエスや釈迦の教えだと、何らかの犠牲を払ったところで、それへの対価として、神仏は人間の利益(救い)を齎してくれません。罪と罰、論功行賞のような「この世の苦しみはあの世や来世の幸せになる」という単純な論理を完全に否定しています。

ここで否定された何の抽象思考もない単調論理はカルトの論理です。イエスの愛や釈迦の縁起を理解し、受け入れるには、一生掛かっても不思議でない高度な抽象思考が必要となります。あのマザー・テレサでさえ「神が見えない」と告白しているほどなのですから。

キリスト教、イスラム教、仏教などの歴史を経た3大宗教レベルであれば、本当の意味での信仰が出来るのならば、人生を賭ける価値もあるでしょう。しかし、皆さんに誘いの言葉をかけてくるような「宗教」は、全て偽物と思った方が安全です。

宗教に興味があるのなら、数学や哲学、芸術などの抽象思考の訓練をした方が、宗教団体に入信するよりも安全かつ理解する為の近道となります。その上で、伝統宗教に興味があれば、勧誘されるのではなく、自ら伝統宗派の門を叩けばよいでしょう。

拙著『洗脳護身術―日常からの覚醒、21世紀のサトリ修行と自己解放』にも記しましたが、一切の圧力や権力、身の危険など「この世の論理」に屈することなく自立して行動することこそが、本来の意味での宗教的行動だと私は考えています。

言葉巧みに利益を搾取しようとするカルトに騙されてはいけません。また、そのカルトの言説と同様の論理をもって私達に訴えかけてくるスピリチュアリストの言葉にも耳を傾けてはいけません。カルトやスピリチュアリスト達の言葉に宗教的な裏付けはないのです。その言葉を信じるのは危険です。巧妙な精神操作に負けない自己を確立してください。本書がその手助けになれば幸いです。

〔資料〕苫米地英人 著『洗脳―スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック』(三才ブックス 2008年6月刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E6%B4%97%E8%84%B3-~%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A6%84%E8%A8%80%E3%81%A8%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E9%98%B2%E8%A1%9B%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF~-%E8%8B%AB%E7%B1%B3%E5%9C%B0-%E8%8B%B1%E4%BA%BA/dp/4861991307

〔資料〕苫米地英人(1959-) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%AB%E7%B1%B3%E5%9C%B0%E8%8B%B1%E4%BA%BA

http://d.hatena.ne.jp/enjokosai/20100104/p1

http://d.hatena.ne.jp/enjokosai/20100106/p1
 
 
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