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ラコフスキー調書 その2

 投稿者:Legacy of Ashes の管理人  投稿日:2015年11月21日(土)01時31分12秒
  通報 返信・引用 編集済
  マルクスとサタン その1

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/373.html

マルクスとサタン その2

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/374.html

ロスチャイルドと共産主義

http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/1946



Amazing grace,
Oh, how sweet the sound
That saved a wretch like me
I once was lost,
But now I'm found
Was blind,
But now I see

When we've been there
Ten thousand years,
Bright shinning as the sun
We've no less days
To sing God's praise
Then when, when we first begun

Through many dangers
Toils and snares
I have already come
T'was grace that brought me
Safe thus far
And grace will lead me home

Amazing grace,
Oh, how sweet the sound
That saved a wretch like me
I once was lost,
But now I'm found
Was blind,
But now I see

Was blind,
But now I see



エルビスはトム・ジョーンズが出てから凋落し麻薬に溺れるようになりました。どうしてでしょう?自分は勝てないと思ったからです。天才しかわからないことでしょうね。



歌詞

作曲:B.Mason/L.Reed
作詞:B.Mason/L.Reed
1.I saw the light on the night that
I passed by her window.
I saw the flikering shadows of love on her blind
She was my woman
As she deceived me I watched
and went out of my mind.

My my my Delilah!
Why why why Delilah!
I could see that girl was no good for me
But I was lost like a slave that no man could free.

2.At break of day when that man drove away
I was waiting.
I crossed the street to her house
and she opened the door.
She stood there laughing
I felt the knife in my hand
and she laughed no more.

My my my Delilah!
Why why why Delilah!
So before they come to break down the door
For give me Delilah
I just couldn't take anymore.

She stood there laughing
I felt the knife in my hand
and she laughed no more.

My my my Delilah!
Why why why Delilah!
So before they come to break down the door
For give me Delilah
I just couldn't take anymore.

For give me Delilah
I just couldn't take anymore.



The dream
The Impossible Dream
To dream the impossible dream
To fight the unbeatable foe
To bear with unbearable sorrow
To run where the brave dare not go
To right the unrightable wrong
To be better far than you are
To try when your arms are too weary
To reach the unreachable star
This is my quest, to follow that star
No matter how hopeless, no matter how far
To be willing to give when there's no more to give
To be willing to die so that honor and justice may live
And I know if I'll only be true to this glorious quest
That my heart will lie peaceful and calm when I'm laid to my rest
And the world will be better for this
That one man, scorned and covered with scars,
Still strove with his last ounce of courage
To reach the unreachable star.

Gーよかろう。仮説を具体的に話し合うよ。君はどう思う?

Rー君自身、私達の間で得られた意見の一致には留意している。この時点では、私達はソ連を攻撃する事には何の関心も持っていない。というのは、スターリンが没落すれば、共産主義が滅亡する懼れがあるからである。ソ連は形式的なものではあるが、其の存在は私達には関心がある。ソ連の存在は、我々がソ連の争奪戦に勝ち、これを真の共産主義に変える事が出来るという自信を与えてくれるのである(今、現在はソ連は崩壊しているが、中国は崩壊していない。政府指導部は、マルクス主義そのものは放棄していない。マルクス主義の本質は、革命理論の戦略理論である事を忘れてはならない!忍)。私は、これによって現段階を君の為に、全く正確に定義したと思っている。

Gーよろしい。その決定は・・・。

Rー何よりもまず、我々が信じなければならぬ事は、ヒトラーが我々を攻撃する潜在能力を持ってはならぬと云う事だ。

Gー《彼等》がヒトラーをヒューラーに仕立てた。従って《彼等》はヒトラーに対して権力を持っており、又ヒトラーは《彼等》に服従する義務があると、君が主張するならばだ。

Rー急いではしょっているので、私の説は十分に正確でなかったし、君も私の云う事をよく理解していない。《彼等》がヒトラーに資金援助をしたのは、本当であっても、彼等がヒトラーに自分の存在と目的を明かしたと云う事ではない。ワールブルグの大使は偽名を使っており、ヒトラーは彼の所属する民族については察知していない。彼は誰の代表であるのか偽っていた。彼はウォール街の金融グループを代表しているとだけヒトラーに云っている。このグループは、フランスに脅威を与える目的で、ナチス運動に融資する事に関心を持っている。何故なら、フランス政府は米国に恐慌を挑発するような金融政策を行っているからだ、とね。

Gーヒトラーはこれを信じたかネ?

Rーそいつは知らない。しかしこの説明を彼が信じようと、信じまいと、それは重要な事ではない。我々の目的は戦争を挑発する事にある。ヒトラーは戦争なのだ。今度は分るネ?

Gーつまり、ソ連と民主主義国の間に、ヒトラーを脅かす、力のある同盟を組織する以外に、ヒトラーを阻止する別の解決方法はないと云う事になる。ヒトラーは世界の全ての国を一斉攻撃する事は出来ないと思う。最も蓋然的な事は、其の国々を各個に攻撃してくる事である。

Rー君は単純な決定、私に言わせれば反革命的決定しか思い浮べる事が出来ないのか?

Gーソ連に対する戦争を回避する事がか?

Rー君の言葉を半分に縮めて、《戦争回避》とだけ言っておこう。これは正に反革命的思想ではないか? 偶像レーニンや偉大な革命戦略家達を模倣する真の革命家は皆、常に戦争を希望しなければならぬ。戦争ほど、革命の勝利を間近にするのに効果的なものは他に何もあり得ない。これは君達こそが伝導する義務があるマルクス・レーニン主義(日本共産党が神だと思っている!忍)の理論(ドグマ)である。ところで、スターリン的ナショナル共産主義、ボナパルチズムの一種は、最も純血な共産主義者(国際共産主義者[国連]!忍)の知性を盲目にする程の力を持っている爲、彼等はスターリンが陥ちいった転化即ち国家が革命に従属するのではなく、革命が国家に従属する事を見落している(即ち、永遠に革命を行わなければならないと云っている。将に地獄図を表している悪魔の甘言である!忍)。こう言ったほうが最正しいだろう。

Gー君はスターリンを憎む余り、目が見えなくなり、自分自身で矛盾した事を言っている。君はソ連に対する攻撃は考えてはいけないという点では、一致しているじゃないか?

Rーそれでは、なぜソ連に対する戦争は必然なのか?

Gー一体ヒトラーはどの国に力を振向けようとしているのか? ソ連を攻撃しようとしている事は明らかだ。彼は自分の演説でもこれを明言している。これ以上の証明ではないではないか?

●独ソ戦争は不可避ではない
Rー君達、クレムリンの人々がヒトラーの対ソ攻撃は全く決り切った異論のない事だと考えるなら、それでは何の為にスペインで内乱を挑発しているのか? これは純然たる革命的理由によって行われているものだと言わないで欲しい。スターリンには、マルクス理論を実践に適用する能力はない(国際的に革命を行う能力はないと言っている!忍)。仮にスペインに何かの革命的情況があったとしても、優秀な革命勢力を浪費してまで、犠牲にする必要はない。スペインはソ連から一番遠い国であり、従って最も初歩的な戦略的考え方からしてもそれらの勢力の浪費は許されるべき筈がない(これは、中国の共産主義者にも当てはまり、それ故に日本国が一番狙われているのである。その徳川家康の戦略である外側の堀を今、埋めているのです。日本で数少ない親日であるトルコと台湾が、又マグニチュード6くらいの地震が起きているのです。そして、インドネシアとマレーシアにIMFによって通貨危機が起きているし、東ティモール国のインドネシアの内乱を起させているのです。それにより「神の法」(イスラム教)を無くす努力しているのです。これらの国々は、日本を一番理解している数少ない親日国家なのです!忍)。スターリンは、紛争期に、ソビエト的スペイン共和国に軍事援助をどうして与える事が出来たのだろうか? しかしこれは正しかった。というのは我々には重要な戦略的立場があった。資本主義国間の対立した影響力の衝突である。彼等の間に戦争を挑発する事は可能であったかも知れぬ。しかしこの事を正当化する事は、理論的には出来ても、実践的には出来ないと私は思っている。民主主義国とファッショ国家との間に戦争が無かった事は、既に知っている。ところで私が申上げたい事は、スターリンが、資本家達がお互同士戦うような戦争を挑発する口実を作る事が出来ると考えているならば、どうして彼は、自分がこれを実行出来なくても、他人でも同じ目的を達成出来るという事を、理論上で認めないのかと云う事だ。
Gー1つの仮説が存在している事を前提として君の論拠に同意する。

Rーという事は、私達の間に第二の協定が出来たと云う事になる。第一はソ連に対する
戦争はあり得ぬ事、第二は、ブルジョア国間の戦争を挑発する事が、有利だという事だ。
Gー同意見だ。これは君個人の意見か、それとも《彼等》の意見か?

Rー私はこれを自分の意見として言っている。私にはそんな権能はないし、《彼等》とも無関係だ。しかしこの2点では、我々はクレムリンの見解とも一致していると、主張出来る。
Gーこれは極めて重要だ。だからこの重要性を基礎づけなくてはならぬ。ところで、君の結論と《彼等》もこれを主張しているという君の確信は、何を根拠にしているのか、それが聞ければ嬉しいがーー。

Rー私に、彼等の図式を全部、完全に説明する時間があれば、その時は君に彼等の主張を伝える事が出来るが、現時点では三つの理由だけしか言えない。

Gーどんな理由か?

●ドイツの経済復興
Rー第一の理由、もう説明している。無教育で、幼稚な人間ではあるが、ヒトラーは、彼の生れつきの直感力で、シャハトの技術的意見に反して、極めて危険な経済制度を復興した。彼は経済理論では無知であり、又ソ連で我々がやった様に、私的資本と国際資本を抹殺する為に、必然に従ったまでであるが、彼は物理的貨幣だけでなく、金融貨幣をも発行する特権を自分で握ったのである。彼は、かって誰も入手した事のない偽造機械を奪い、自分の国の利益の爲、これを活動させた。彼は我々を凌駕した。何故なら、我々はロシアで私的資本を滅ぼしたが、これを粗暴な国家資本主義に代替してしまったからである。ドイツのそれは前革命的デマゴギーの必然の結果生れた非常に貴重な勝利であった。ここで私は君に比較の為二つの事実を提案しているのである。ヒトラーは好運な人間だったと云える。彼は黄金は殆ど持っていなかった。従って彼は黄金を蓄積しようとしなかった。彼は技術設備と独逸(ドイツ)の莫大な労働意欲によってのみ銭を保証出来た。技術的可能性と労働力、これが彼の黄金の蓄積であった。これは全く反革命的なものである。ご覧の様に、彼はまるで魔法の様に、700万人の技術者、労働者の失業を一掃してしまった。
Gーそれは高度の再軍備のお陰だ。
Rー何が君の再軍備を可能にしているのか? ヒトラーは、彼を取巻いているブルジョア経済学者が皆忠告したにも拘らず、これを成し遂げた。だとすれば、もし戦争の脅威がなければ、彼は平和的生産にもこの制度に感染させ、更に民族的独立経済時代即ち共和国連合を誘発したら、彼はこの制度を何に作り変える事が出来たであろうか? 君はこれを想像出来るのか? 若し出来れば、彼の反革命的機能を想像して欲しい。危険は今なお除かれてはいない。なぜなら我々にとって幸運な事にヒトラーは、その制度を経験論的に復興した。この制度は何か昔の理論からの結論ではない。又その制度は科学的に公式化されてはいなかった(人間の心は、10つの層があり、自由に選択出来る機能がある。悪の心もある事である。それ故に、社会科学[人間が行動する社会扱う]の中で、全てを公式通りに動くという考えは明らかに、「嘘」を言っているのです。此の考えが唯物論的考えなのです。只、現実の傾向を推し量る事は出来るのです。其の傾向に向わせる力の存在はあるのです(マスコミ等)。そこに善悪の判断能力が必要としているのです!忍)。これを知性的、演繹的過程に基づいて思考したのではなく、又その教説を公式化する科学的根拠を持っていたわけでもない。しかし結論が公式化されれば、その結果、今はまだ隠れている危険性が、現実化する事になる。これは極めて重要な事である。これはナチズムの一切の外面的苛烈な要素よりも遥かに重要である。我々の宣伝ではこの事を攻撃してはならない。何故なら理論的論争をすれば、我々の側からこの決定的、経済的教理の公式化、組織化を誘発しかねないからである。決定は唯1つ戦争である。

Gーそして第2の理由は?

●民族主義の抬頭
Rーテルミドール(註、フランス革命暦の熱月、反動期)の反革命が我がソ連革命で勝利を得たのは、これはかってのロシア民族主義が存在していたお蔭だ。この民族主義がなくては、ボナパルチズムは不可能だったろう。民族主義が皇帝(ツァリ)の個人の中でやっと生れたばかりのロシアで、ポナパルチズムが発生した以上、西欧の完全に発達した民族主義の中では、共産主義はどんな障碍に出会う事だろう。? マルクスは革命の成功という点では間違っていた。マルクス主義が勝ったのは、工業国ではなく、極めて少数のプロレタリアがいたロシアである。我々が成功した色々の理由の他に、次の様な事実がある。ロシアには真の民族主義(ナショナリズム)はなかった。ところが、他国ではそれが絶頂に達していた。民族主義が、ファシズムの法外な力のお蔭で、どんなに復興していったか、又どんなに伝染し易いか、君には分っている。スターリンにとって有益であるだけでなく、民主主義を根絶する為にも、ヨーロッパ戦争が必要である。
Gーラコフスキー、君は一つは経済的理由を、今一つは政治的理由を全て上げているが、ところで第三の理由は?

●キリスト教は共産主義(革命、大量虐殺)の敵である(人類にとって味方である)
Rーこれは容易だ。もう一つの理由とは、宗教である(革命を起させる為に反宗教立場に立っている!忍)。生きているキリスト教を絞殺さない間は、共産主義は勝利者にはなれない。歴史は我々に明らかに教えている。永久革命は、キリスト教内部に最初の分裂を作り出す事で、自分の部分的勝利を得る為に、17世紀を必要とした(日本人はこれを、ルター宗教革命を指していると考えているけれど、間違いで急進派のカルヴィン派のプロテタントを指している。そして、聖書を改悪している〈大天使様の霊言を消滅している。代表は『トビト書』である〉。これは、確かにカトリック教会のローマ教皇の悪弊があったのは認めるけれど、それはルター[合体霊ミカエル大王]によって批判されたけれど、悪魔ダビデは其の宗教改革を利用して『聖書』を改悪し、大天使様の霊言を消滅に計ったのである。ルター様は、晩年ユダヤ教の悪魔の法である「タルモード」を批判している事は、日本では余り通じていない。カトリック教会の批判はあるけれど!忍)。本質上、キリスト教は我々の唯一の真の敵である。何故ならブルジョア国家におけるあらゆる経済的、政治的現象は、キリスト教の結果である。キリスト教は個人を心の制御する事によって、中立的なソ連や無神論敵諸国を圧殺し、その革命計画を抹殺する力を持っている(それ故に、イルミナティ・マルクス共産主義者はしつこく宗教批判を行っている。大した事でもない事を大きな罪でもあるように咎めて、生活をさせないようにしている。そして最と大きな罪人を許している!忍)。これがロシアで見られる。ロシアに於いては、我々は指導的大衆の中で優位を占めている精神的ニヒリズムの建設拠点を獲得してはいるものの、それにも拘らず、このニヒリズムは依然としてキリスト教的なのである。この障碍を我々はマルクス主義の下において20年間も除去出来ずにいる(裏返して考えてみると、この反省を立って、キリスト教徒に向って更に残酷な支配を考えている!忍)。正直の所、スターリンは宗教に於いては、ボナパルチズムは実行していない。我々自身も彼が行った以上の事は出来なかったろうし、同じ様な事をしていたであろう。もしスターリンがナポレオンの様に、キリスト教のルピコンを敢て渡っていたら、彼の民族主義と反革命的権力は千倍も強くなっていたに違いない。付言しておくが、もしそんな事になったら、この様な酷い差異は、例えそれが一時的、客観的性質のものであっても、スターリンと我々の協力を不可能にしていたであろう。この事は今我々にとっては明白である。
Gー君は三つの基本点を規定した。これを基づいて計画を立てる事が出来ると思う(当時は、第二次世界大戦を起し、そのどさくれに共産主義革命を起す計画を立てる意味!忍)。此の点、現時点では、私は君と同意見だ。しかし、警告しておくが、君がここで話した人々、組織、事実に対しては疑問がある。さて計画の主要路線について、話を続けよう。
Rーそう。これについて話す時が来た。但し条件がある。それは自分の責任で話すと云う事だ。私が自分の述べた理由に対して責任を持つと云う事は、《彼等》もそう理解しているという意味である。しかしあからさまに言うと、《彼等》は、三つの目的をより効果的に達成する為に、別の計画を実行するかもしれない(これが、冷戦の構造の両立て主義である!忍)。これは全然違った計画となるかも知れぬ。それを記憶して於いて貰いたい。
Gーよかろう。覚えておこう。続けて下さい。

Rー要約して言う。独逸の軍事力が建設され、それがソ連を強化しているが、軍事力建設の目的が今のところない以上、今や新たに目的が生れてくる。即ち戦線で侵攻を惹起し、ヒトラーの侵攻を東にでなく、西に向けさせるのである。

●独ソは同盟せよ
Gー全くその通りだ。どうしてこれを達成するかという実践計画を君は考えていたのか?
Rー私はこの為の時間を、ルビャンカに居た時、十分持っていた。これを熟考した。それはこうだ。私達は今一致しているが、仮に我々にとっての共通点を発見する事が困難となっても、或は又万事順調に運んだとしても、何れにせよ、ヒトラーとスターリンの間にある同一性を如何にして発見するかという問題が生れてくる。
Gーそれはその通りだろうが、それは皆出来そうもない話だ。君もそう思うだろう。

Rーしかし、君が考えてる程、そんなに不可能ではない。実際上で、この問題の解決を不可能にするものは、この問題が弁証法的に主観的対立を内包している場合に限られる。更にこの様な場合でも、我々は、キリスト教の形而上学者の《道徳的不可能》を超越する(ジンテーゼ)が可能であり、又必要だと考えている(要するに反道徳的・悪魔的生きろと言っている!忍)。

Gー君は又々理論を弄びはじめている。

Rー私は知性的規律から見て、これは私にとって重要な事なのだ。文化の高い人々は具体的結論には、綜合を介してアプローチする事を選ぶものだ。その逆ではない。ヒトラーとスターリンの間には共通点が見出される。彼等は違った人間だが、同一の根底を持っている。ヒチラーはある程度、病理学的にセンチメンタルである(それ故に、独逸は核兵器を作っても、人の死を見る事が嫌なので、落さなかったに対し、アメリカは日本を落した!忍)のに対して、スターリンは正常(に残酷だ、正常的に考えれば非情な人間を共産主義的考えれば、正常になる!忍)だ。しかし両人ともエゴイストであり、理想主義者では決してない。ボナパルチスト即ち古典的帝国主義者だ。状態がこのようであれば、両人の間に共通点を発見する事は、既に困難ではない。一人の女帝と一人のプロシア王の間の共通点が証明され、可能である以上、彼等の間の共通点が発見されない事はない。

Gーラコフスキー、君はしょうのない人だ。

Rーまさか、君にはこれが察知出来ないのか? もしポーランドがエカテリーナとフリードリッヒつまりロシア女帝と独逸王の同盟の鍵であるなら、どうしてそのポーランドがヒトラーとスターリンの共通の地盤を形成する為の要素となる事が出来ないのか? ヒトラーとスターリンは、ポーランドにおいて、帝政(ツアリズム)、ボリシェビズム、ナチズムの歴史的路線と同じ様に、一致する事が出来る。我々の路線は、又《彼等》の路線でもある。ポーランドはキリスト教国、しかもカトリック教国だ。

Gーそれでこのような三角形の一致から何が生れるというのかネ?

Rー共通の地盤が有る以上、協定の可能性も生れてくる。

Gーヒトラーとスターリンの間にか? 馬鹿々々しい。不可能だ。

Rー政治には不合理も、不可能もない。

Gーじゃ、いいだろう。ヒトラーとスターリンがポーランドに侵攻するという仮説を許そう。

Rーちょっと待って。侵攻は、戦争ないし平和の条件においてのみ成立つ。これは二者択一だ。君はこれを認めなければならぬ。

Gーよろしい。それでどうなるのか?

Rーヒトラー軍に比較して弱い軍隊と空軍を持っている英仏が、ヒトラーとスターリンの同盟を侵攻出来ると考えるか?

Gーそれは勿論困難だ。すこぶる困難だ。しかし、もし米国が・・・。

Rー米国の事は暫く触れずにおこう。 ヒトラーとスターリンがポーランドに侵攻しても、ヨーロッパでは戦争を誘発する事はないという点で、君は私と同意見じゃないか?

Gー君の論拠は論理的だ。そう、それは不可能と思われる。

Rーこの場合、そのような侵攻や戦争は無益だ。侵攻や戦争をしてもブルジョア国家の全般的滅亡を誘発する事は出来ないからだ。ソ連に対するヒトラーの脅威は、ポーランド分割後も残る事になる。何故なら理論上独ソは同じ様に強化していくからである。実践上はヒトラーがソ連以上に強化する。というのは、我々は強大になる為の領土も、原料も不必要なのに、ヒトラーにはそれが必要だからである。

Gーその見解は正しい。私はそれ以外の解決はないと思う。

Rー否、それがあるのだ。

Gーどんな解決か?

Rー民主主義諸国は攻撃しなければならない。しかし侵略者を攻撃してはならぬ。

Gー君の言っている事は、全くナンセンスだ。どうして攻撃したり、しなかったり、同時に出来る? こんな事は不可能だ。

●英仏はヒトラーを攻撃する
Rーそう思うかネ? 落着いて。 侵略者は二人いるんじゃないかネ? 侵略者が二人だから、攻撃してはならぬと、我々は一致したのではないか? よろしい。しかし、二人の内の一人を攻撃するのであれば、それを何が妨害するだろうか?
Gーそれはどういう事かネ?

Rー簡単さ。民主主義国が宣戦するのは一人の侵略者に対してだけで、それはヒトラーではなくてはならぬと云う事だ。

Gーそりゃ、そうかも知れないが、その仮説には根拠がない。

Rーそう、仮説だ。だが根拠がある。考えて見たまえ。敵国連合と戦争しなくてはならぬ国はそれぞれ、彼等双方を各個撃破する事を、主要な戦略的目的とするだろう。この原則は証明を必要としない程周知の事である。従ってこのような条件を作り出す事に障碍があってはならぬ事は、同意見だろう。ヒトラーに攻撃が加えられた場合でも、スターリンはこれを悲しいとは思わぬだろう。この問題はもう解決していると思う。そうではないかネ? このような関係は地理的にも戦略的にも理由づけられる。英仏がどんなに馬鹿であっても、又独ソ両国の1つが中立維持を望み、他方が孤立する事になっても、何れにせよ彼等にとって恐るべき敵であるのに、この両国に同時攻撃をかける用意があるとしても、彼等は何処で、又どの方面からソ連を攻撃できるだろうか? ヒトラーに比較すると、空では彼等はずっと弱い。私が述べたこれらの要点は皆、秘密でもなく、周知の事だ。お分りのように、これは皆かなり要約されている。

Gー君の論拠は、紛争が4ヶ国に拡がる場合には、論理的であるが、彼等は4ヶ国でなく、それ以上である。それに中立はこの様な規模の場合は、全く容易な事ではない。

Rーそれは疑いない。一連の国が参加しても、力の相互関係には変化は生じない。これを勘案して見ると、仮に他の、或は全ヨーロッパの国が巻込まれた場合でも、近影は保持される事が分る。更に重要な事は、戦争で英仏側に参加するこれらの国のどの国でも。英仏の指導力を奪う事は出来ないと云う事である。その結果、彼等をソ連攻撃から引止めている原因は、依然としてその意義を保有する事になる。

Gー君は米国の事を忘れている。

●米国は先制攻撃はしない。
Rー私はこの事を忘れていない。それは、直ぐに分る事だ。我々は、現在我々にとって興味有る予備プログラムにおける米国の機能の分析にのみ限定している。そこで申上げたい事は、米国は英仏を使嗾してヒトラーとスターリンを同時攻撃させる事は出来ないと云う事である。もしこれを成功させる為には、米国自身、最初から戦争に加わざるを得ない。しかしこれは不可能だ。何故ならかって米国は戦争に巻込まれた事は無く、攻撃されない限り、攻撃する事はしていない。勿論、米国の支配者だって、有利な時には、攻撃を挑発する事はあり得る。これは信じて欲しい。挑発が失敗し、敵がこれに乗らない時に、彼等は侵略を考え出す事も出来る。彼等は勝つと計算していた最初の対スペイン国際戦争で、《彼等》は勝つと計算していた最初の対スペイン国際戦争で、《彼等》は侵略を考えた。1914年には挑発は成功した。勿論、挑発があったか、それともなかったか、技術的に色々問題があるが、絶対的な規則がある。警告無しの不意の攻撃は常に挑発されたものであると云う事だ。私は現在次の様に考えている。即ち、私がどんな時でも是認しているこの素晴しい米国の技術は一つの条件の下に行われている(挑発が素晴しいと考える事自体が平和の心を根ざしていない!忍)。つまり、米国に対して侵略が行われる時期は、攻撃される米国にとっても必要な、相応しい時期だと云う事である。この事は、彼等に武器が用意される時と云う事である。果して、この様な”時”が今存在しているであろうか? それが無い事は、全く明らかである。米国には現在、武装した兵員は10万人以下で、空軍は弱い。持っているのは、印象的な海軍だけである(第二次世界大戦前の話)。しかしこればっかりの兵力では米国は、同盟国にソ連攻撃を納得させる事はとても出来ない。何故なら英仏が優越しているのは海でだけだからである。これは、勿論、君も同意見であろう。この面から力の相対的均衡に変りのない事は、既に私は証明している。
Gー同意見だ。技術的本質の解明を又お願いしたい。

Rーポーランド侵攻に関してスターリンとヒトラーの利益が一致すれば、この目的の同一性の具体化、即ち2重攻撃に関する条約締結に一切が帰結する事は、お分りだろう。

Gー君はこれを容易だと思うかネ?

●ポーランドは独ソのスケープ・ゴートだ
Rー正直な所、そう思わない。ここで我々に必要なのは、スターリン以上の経験豊富な外交だ。この為にはスターリンが首を斬った人間が必要だ。彼は今ルビャンカで腐っている。かってはリトビノフ(註、ポーランド系ユダヤ人、本名メール・ゲノホ・モイセーヴィッチ・ワラッハ)は、彼の人種がいつもヒトラーとの交渉の障碍となっていたが、ある程度の困難はあっても利用する事が出来た。しかし今となっては彼はもう期待の持てない人間であり、パニック的な恐怖心で打ちひしがれている。彼はスターリンに対してよりも、モトラフに対して最動物的恐怖を感じている。彼の全ての能力は今では彼がトロッキストであった事を忘れる事に向けられている。若し彼がヒトラーとの親近な関係を樹立する必要があるという話を聞いて、彼がこの任務を引受けたとしても、その結果は自分のトロッキズムを自分自身に証明する事になってしまう。この任務を遂げられる人物は見あたらない。何れにせよ、その人物は純血のロシア人でなくてはならない。私なら指導部に自分の援助を申出る。現地点では、交渉する人に対しては、この交渉は隠し立てせず誠意を持ってしなくてはならぬが、極秘裏に行うよう提案したい。色々偏見はあっても、ヒトラーを騙す事の出来るものは、誠実だけだ。
Gー私は又君の逆説的な説明が分らない。

●ヒトラーを騙せ
Rー勘弁してくれたまえ。しかしこれは簡単な事だ。私がこんな事を止むなく、云っているのは、ジンテーゼがあるからだ。ヒトラーとは、具体的な、緊急の問題に触れる事によって、純粋な遊戯をしなくてはならぬと言いたかったのだ。此の遊戯は、ヒトラーに二つの戦線で戦争をさせようとしてこれを挑発する為に行われているものでは無い事を、まず第一に彼に約束し、証明する事だ。我々の現在の計画によれば、我々の主力は英仏が攻撃してくる場合に供え保有しておかなければならない。スターリンは迎合的な態度をとり、ヒトラーが必要とするもの全てを、例えば石油をヒトラーに提供しなければならない。これが今の時点で私がとりあえず思いついている事だ。これを同じ様な性質の何千という問題がその決定の為に発生するだろう。これらの決定は、我々が欲している事は、ポーランドの一部の、それも我々の必要とする部分だけを占領する事なのだと、実践上においてヒトラーに納得させるように行わなければならぬ。我々が只この一事だけをもっぱら追求する事で、彼は我々の誠意に欺かれる。
Gーだが、この場合でも瞞すことを予期するのかネ?

Rー君に2、3分、時間を与えるから我々がヒトラーを瞞す事が何であるのか、発見したまえ。しかし何よりも私が強調したい事は、又君がチェックしなくてはならぬ事は、私が言った計画は当然の、しかも理論的なものだと云う事である。そして私は、もしファッショとブルジョアの両陣営を衝突させる事に成功すれば、資本主義諸国がお互同士殺し合う事が、この計画によって達成出来ると思っている。繰返して言うが、この計画は論理的であり、当を得たものである。君には既に分っているとおり、ここには神秘的、超常的ファクターからの干渉はない。簡単に言えば、この計画を実現するには、《彼等》とその力の存在は証明されていないのに、これを証明する事に時間を費やす事は、愚かな事だと考えているのではないか? そうだろう。

Gー君の言う通りだ。

Rー私には正直に言って欲しい。君はまさか《彼等》の干渉に気が付かぬわけではないだろう? 私が君に色々話したのは、《彼等》の干渉が現にあり、決定的な事だという事で、君に助力する爲だった。従って計画の論理と当然性はいわば表面上だけの事だ。君は実際に《彼等》に会っていないのか?

Gー正直に言って、会っていない。

Rー私の計画の論理と当然性は表面上だけの事だ。もしヒトラーとスターリンがお互同士敗北したら、それは論理的であり、当然の事であると云えるだろう。もし民主主義国がこの様な目的を追求したら、これは民主主義国にとっては極めて簡単、容易なものとなろう。ヒトラーにスターリンを攻撃させる事になれば、彼等にとっては、十分であろう。独逸が勝つかも知れぬなどと言わないで欲しい。若しロシアの距離、ヒトラーの脅威に対するスターリンとその親衛隊の恐怖、彼等の犠牲に対する復讐が、独逸の軍事力を涸渇させる為に十分でない場合には、スターリンがその力を喪っているのが分った時点で、民主主義国は、賢明かつ整然とスターリンに対して、何の障碍もなく援助を開始する。そして双方の軍がその力を完全に無くしてしまうまで、援助し続けるであろう。実際上、これは容易であり、自然であり、論理的である。勿論、これらの目的が民主主義国によって提示され、これを民主主義の信奉者達が信じるならばの話だがーー。しかい、これらの目的は前提に過ぎない。実在しているものは、唯一の目的ーー即ち共産主義の勝利である。それも自らの意志を民主主義国に押付けようと努力しているモスクワでなく、ニューヨークである。ウォール街の資本主義インターナショナルである。彼以外に、この様な明瞭かつ絶対的矛盾に、ヨーロッパを服従させる力を持つ者は誰もない。彼以外にこの様な完全な自殺を保障出来る勢力は存在しない。唯一の力ー金銭である。金銭、これは力、唯一の力である。

Gー私は君とは隠し事はしない。ラコフスキー、君の異常な才能は認める。君は素晴しい弁証法、説得力、繊細性を持っている。君にこれが不足していても、君はその想像力を発揮して、君の美しい織物を拡大し、輝かしい、明白な展望を作り出す。これは私の心に情熱を喚起する。しかし、それでも私にとっては不十分だ。私はここで君が話したことを前提としても、なお君に問題を提起する。

Rー私は君に回答をするが、但し条件付きだ。それは私がこれから言うことに何も附加したり、結論を出さぬ事だ。

Gー約束する。《彼等》は独ソ戦争を妨害したがっている。これは資本家達にとって有利であり、彼等の見地からは論理的であると主張しているのだネ? 私の説明は明確かネ?
Rーそう、全く其の通りだ。

Gーしかし、独逸に軍備を許し、拡張させているのが、現時点での現実だ。これは事実だ。君の説明によれば、これはトロッキストの計画で想定ずみであったが、我々の《粛清》のお陰で駄目になり、その目的もなくなったと云う事は、私は既に知っている。新しい情勢が生じた為、君は”ヒトラーとスターリンが条約に調印して、ポーランドを分割せよ”と助言している。又分割が行われようと行われまいと、ヒトラーはソ連を攻撃しないという保証を、どうして我々は持つ事が出来るかと云う事である。

Rーそれは保障出来ない。

Gーそれじゃ何の為にこんな事を言うのか?

Rー性急にならないで、ソ連に対する大きな脅威は実在している。これは仮説でも、言葉だけの脅威でもない。これは事実であり、強制された事実である。しかし《彼等》は既にスターリンより優越している。この優越は否定出来ない。スターリンに提案されている事は、2者択一、選択の自由はあるが、これも完全な自由ではない。ヒトラーの攻撃は、スターリン自身の選択によって始る。《彼等》は戦争を起す為に、策を弄したりはしない。スターリンに行動の自由を与えるだけである、これが根本的な、決定的現実であるが、君のクレムリン的思考方法の結果、君はそれを忘れている。自我中心主義だ。

Gー選択の自由だって?

Rーもう一度説明しよう。しかし簡単に言う。即ちスターリンに対して攻撃するか、それともヨーロッパ資本主義国は自滅する。私はこの可能性に対して、君の注意を促したが、君が知っている如く、これは単なる理論的計画に過ぎない。もしスターリンが助かりたいなら、彼は私が話した案を採用する事を余儀なくされるだろう。この案は《彼等》によっても是認されている。

Gーもしスターリンがこれを拒否したら?

Rーそれは彼には不可能だ。独逸は強大となり、軍拡は続く。スターリンがこの大きな脅威に直面した時、彼に残された手段は何か? 彼の自己保存本能が彼を強制して、この案に服従させるだろう。

Gーつまり、この事件は《彼等》の命令によって発展しなければならぬと云う事になるのか?

Rーそうなるだろう。勿論、ソ連は今の所昔のままであるが、早晩これは起る。何かを予言し、提案する事は難しい事ではない。まして、これが有利であり、問題の本質を理解している人にとってなら、尚更容易である。我々の場合では、これはスターリンである。しかし、彼は自殺等とても考えたりはしない。所がこの予言がその人にとって不利な場合、その人に予言を信じさせ、行動させる事は遥かに困難だ。しかし民主主義国は行動しなければならぬ。私は真の情況の具体的光景を明らかにするまでは、説明しなかった。現段階では、君は独裁者だという、間違った考えを捨てて欲しい。何故なら仲裁者は《彼等》だ。

Gー《彼等》は第一案でも、第二案でも参加している。つまり我々は幽霊と関係を持たなければならぬと云う事かネ?

Rーまさか、事実が幻影だろうか? 国際情勢は特別なもの、異常なものではあるが、幽霊ではない。それは現実であり、非情に現実的なものだ。これは奇蹟ではない。ここには事前に規定された将来の政策がある。これが幽霊の仕業だと君は考えているのだろうか?

Gー考えて見よう。君の案が採用されたと仮定しよう。しかし我々には交渉を行う為に、具体的な個別者が必要ではないか?

Rー例えば?

Gー信任されている、或は全権を持った人物だ。

Rー何の為に? 只彼と知り会う満足の為か? 会話する満足の為か? この様な人物が現れても、君に信任状は出さないし、外交官の制服をつけて現れる事はないし、公文書も提示しない。何故ならその人物は《彼等》の顔だからだ。仮にその人が何か言ったり、勧誘したりしても、それは条約を意味するものでもないし、法律的効力を持つ物ではない事を覚えていて欲しい。これは1917年までのインターナショナルと同じで、又現在のそれとも同じ事である。無であり、同時に全である(如何に悪魔ダビデに操られたのか!忍)。仮にソ連が交渉しているのが、メーソン、或はスパイ組織、或はマケドニアのパルチザンであると想像したまえ。その様な交渉で文書協定や法律的協定があるだろうか? レーニンと独逸参謀本部の協定や、トロツキーと《彼等》の協定もこの様なものであった。この様な協定は、文書や調印なしでも達成される。これらの協定が履行される唯一の保証は、協定参加者にとってそれが有利であるという点にある。又この有利さをもたらす諸事情が履行されるところに保証がある。それが重要であるかどうかとは無関係に、協定の持つ現実性にある。

Gーこのような場合を君なら何から始めるか?

Rーベルリンと連絡を取ることによって、明日にでも始めたい。

Gーポーランド攻撃について協定する為に?

Rーいや、私ならそこからは始めない。私はまず譲歩する希望のある事を示威しておいて、スペインでの事を極めて婉曲に思い出しながら、民主主義国の中に幻惑感のある事を示唆する。これは勧奨の行為であり、その後で私はポーランドの事を仄めかす。お分りの様に、これは何も名誉を傷つけるものではない。しかし独逸の最高司令部やいわゆるビスマルク派にとっては十分なもので、彼等はヒトラーに何かの借定を提示するに違いない。

Gーそれで全部か?

Rー手初めとしてはこれで十分だ。これは既に大きな外交上の仕事だ。

Gー正直に言って、今日までのクレムリンの目的を考慮すれば、国際政策でこの様な急激な変更を献言する人がいるとは考えない。ラコフスキー、君自身が決心する必要のあるクレムリンの人物の立場に立って見て欲しい。私は君の発見、論拠、仮説、主張だけに基づいて、誰かを説得出来るとは思わない。私個人は君の話を聞いてから、君の説明、人格の強い影響を感じたが、それにも拘らず、独ソ条約が可能だという誘惑は、ちょっとも感じていない(当時、霊体の存在を信じない日本人の一部もそうであった。代表的な人は、平沼内閣総理大臣であり独ソ条約を結んだ時、「ヨーロッパは複雑怪奇で分らない」という迷言を残した!忍)。

Rー国際的事件が協力にそれを余儀なくさせる・・・。

Gーしかしそれでは貴重な時間の浪費となる。君が正当である事、君を信頼してもよいという証拠として私が提示出来る何か具体的な事を示して欲しい。でないと、私は対談を十分正確に検討しなくてはならなくなり、その情報はクレムリンの古記録になって、そこに保管される事になってしまう。

Rー誰かが最も公式的な口調で、非情に重要な人物と話合わなければならぬというだけでは不十分なのか?。

Gーそれが最も現実的だと、私には思われる。

Rーしかし誰と?

Gーこれは私の個人的意見だ。ラコフスキー、君は一連の金融家の名前をあげた。私の記憶している限り、シフの事だ。更にヒトラーと資金援助の別の仲介者の名前も上げた。又政治家や《彼等》に属しており、或は奉仕している高官もいる。何か実践的な事を始めるのに、我々にとって有利な誰かを、君は知っているか?

Rー私はそれが必要だとは思わぬ。考えても見たまえ。君は何について会談するのか? 恐らく私が話した計画についてか? 何の為に? 現在、《彼等》は何か措置を講じる必要に迫られてはいない。《彼等》の使命は、何もしない事にある。従って、どんな積極的行動に関する協定も、君は達成出来ないし、又これを要求する事も出来ない。よくよく考えて欲しい。

Gー例えそうであっても、私達の話合いの結果、何かの事実、それが無益であっても、事実がなくてはならぬ。つまり、誰が《彼等》に賦与している権力の存在を裏書出来る人間だ。

Rー無駄とは思うが、君の要求を満足させよう。先に申上げた通り誰が《彼等》に所属しているか、私個人は知らない。しかし彼等を当然知っている筈の人物から聞いて知っている。

Gー誰からだ?

Rートロツキーからだ。彼から私は聞いたのだが、《彼等》の一人はヴァルター・ラーテナウだ。彼はラッパロ後大変有名になった。彼こそ《彼等》の仲間の最後の、政治的、社会的地位を占めていた人物だ。ソ連に対する経済封鎖を破壊したのも彼だ。彼はライオネル・ロスチャイルドのような億万長者の富豪の一人であった。しかしそれにも拘らず、私は自信をもって彼の名をあげる事が出来る。更に仕事や性質から見て、《彼等》に属する別の人々の名前も上げる事は出来ると思うが、彼等が誰を統制(コントロール)しているのか、又彼等が誰に服従しているのかは、規定出来ない。

Gー数人の名前を上げてくれたまえ。

Rー機構としてはウォール街のクーン・ローブ銀行。この銀行に属しているのは、シフ・ワールブルグ、クーン・ローブ一家である。彼等は異なった名前で呼ばれている一家族である。彼等は皆婚姻関係にあるからだ。更にバルーフ、フランクフルター、アリトシューリ、コーヘン、バンジャミン、シュトラウス、シュテルンハルト、ブロム、ロスチャイルド、ルールド、ローゼンマン、リップマン、レーマン、ドレフュース、マンデリー、 モーゲンソウ、 イゼキエリ、 ラスキーといったところだが、これだけの名前で十分だと思う。もっと思い出そうと努力すれば、まだ沢山の名前が思い出されるかも知れない。繰返しておくが、彼等の内の誰が《彼等》に属しているかは知らないし、又彼等の内の誰かが《彼等》に属している等と滅多な事で確言したり出来ない。私は努めて責任を避けようとしているのだ。しかし提案の重要さに鑑みて、必要というので、私は名前を言った。《彼等》に属していない人々まで、《彼等》に属していると、私は言っているに違いない。勿論、その人物が《彼等》に属していようが、いまいが、彼から直接の回答を期待する事は不可能である。事実によってのみ回答出来る。これが不変の戦術である。《彼等》はこれを選択し、これによって彼等は《彼等》を信じさせるのである。例えば、もし君が外向的イニシアチブをとる危険を冒すなら、君は《彼等》に対し、個人的にアプローチする方法を利用する必要はない。必要な事は、思想の表現、不明であるが、一定の事実に基づく理性的な仮説を示す事に止める事である。その後は唯待つだけである。

Gー君が名前を言った人々を確認する為の名簿を現在の手許に持っていない。これを理解して欲しい。《彼等》は皆どこか遠方にいると思うのだが、どこだろうか?

Rー大部分は米国にいる。

Gー我々が行動を決意しても、これには時間がかかると思う。しかし事は至急を要する。それは我々にとってだけでなく、君にとってもそうだ。ラコフスキー。

Rー私にとっても?

Gーそう、君にとってもだ。君に対する裁判は間もなく行われる。我々がここで討論した一連の事は、クレムリンにとって興味があり、裁判が始る以前に、クレムリンはこの一切に関心を抱くに違いない。この予想は、冒険ではないと思う。君にとっては決定的な事だ。君がいち早く何か提案すれば、君個人の利益になると思う。最も大切な事は、君が言っている事が本当である事を証明し、これを数週間といわず、数日の内に実行する事だ。もし君がこれに成功すれば、君の生命保全に対しては、殆ど確実な約束を与える事が出来る。反対の場合、私は責任は持たない。

●ルーズベルトは金融インターナショナルの代表だ
Rー冒険をやって見よう。モスクワにジョジフ・E・デービスは来ていないのかネ? そう、米国の註ソ大使だ。
Gー彼はここにいると思う。彼は帰って来ている筈だ。

Rー唯例外的な状況の場合に限って、公式の仲介を利用する。この為に、私は原則を破る権利を与えられると思う。

Gーつまり、全てこの背後に米国政府が立っていると、我々は考え得ると言う事かネ?

Rー背後であっても、従属している。

Gールーズベルトか?

Rーどうして私がそれを知っている? 私が出来るのは結論を出すだけだ。君はいつも政治的スパイのマニアにとり憑かれている。君を満足させる為に、私は色々な事を考え出す事が出来る。君にその事件と正当性を信じさせる為には、十分過ぎる程の想像力、日時、真実を私は持っている。しかし、一般に周知の事実は正しいのではないか? 自分を反省したまえ。1929年10月24日の朝の事を思い出したまえ。この日が1917年10月よりも遥かに重要なものとして、革命史上に数えられる時が来るだろう。1929年10月24日にニューヨーク市場が崩壊し(株価が大暴落!忍)、いわゆる《不況》即ち真の革命が始ったのである。フーバー政府の4年間は革命的進歩の年である。1200万人?1500万人もの人々がストライキを起した。1933年2月には危機の最後の一撃によって、銀行が閉鎖した。《古典的米国》を打破する為に、資本がこの時成し遂げた以上のことを行う事は困難だ。最もこの資本は尚自らの工業的基礎を持っていたが、経済的関係では、ウォール街の奴隷だった。人間ないし動物社会に関しては、経済の涸渇が寄生主義の繁栄をもたらす事は周知の事だ。資本は大きな寄生虫である。しかしこの米国革命が追求した目的は、金銭を利用する権利を持っている人々の為に、金銭の権力を強化するだけでなく、それより遥かに大きなものに対する権利を獲得しようとしたのである。金銭の権力は政治的力であるが、かってはこれを間接的に利用していた。ところで今ではその権力は直接的な力に変形している。《彼等》は、この権利をある人物を介して持っていた。その人の名はフランクリン・ルーズベルトである。わかるかネ? 次の事んひ留意して欲しい。この1929年、米国革命の第1年目の2月にトロツキーはロシアに離れた。そして崩壊が10月に起っている。ヒトラーに対する融資は、同じ1929年に決定している。これは皆偶然の事件だと君は思うかネ? フーバー政治の4年間は、米国とソ連に対する権力の奪取の準備であった。米国では金融革命によって、ソ連では戦争とそれに引続いて起る筈の敗北によって・・・。君は《想像》に基づくこんな立派な正しい歴史を聞いた事があるかネ? このような大規模な計画を遂行する為には、米国に於ける最高権力を指導出来、又前もってこれらの力を組織し、指導出来るように準備されている人を必要とする事は、お分りでしょう。この様な人物がフランクリン・ルーズベルトとその妻エリナーであった。この両性の結合は単なる皮肉ではないと言わせて貰いたい。

Gールーズベルトは《彼等》の一人なのか?

Rー彼が《彼等》の一人か、或は単に《彼等》に服従しているのかは、知らない。君はこれ以上何が必要なのか? 彼は自分の使命を意識していたと思うが、脅迫の結果これを遂行することを余儀なくされたのか、或は支配していた彼等の一人であったのかは断言したくない。彼が自分の使命を遂行し、少なくとも彼に委託された一切の活動を確実に実現した事は、紛れも無いことである。これ以上の事は質問しないで欲しい。私はこれ以上の凍は知らない。

Gー仮に君がデービスと連絡を取る様に決定されたとすれば、どんな形式で君はこれを行うつもりか?

Rー第一に、君は《男爵》(ロスチャイルド)型の人物を選ばなければならない。彼は有益だ。ところで彼はなお生きているのかネ?

Gー知らない。

Rーよろしい。人物の選択は君の仕事だ。君の代表は、地味な人でなく、信頼の於ける、何よりも秘密反対派の人間として振舞わなくてはならない。又ナチズムに反対し同盟しているヨーロッパの民主主義国のお陰で、ソ連がどんな困った立場におかれているかについて、賢明に対話をしなければならぬ。これは潜在的帝国主義打倒の為、真の現代帝国主義即ち英仏における民主主義を防衛する事が必要な時には、植民地主義的帝国主義をやむなく支持している事を指摘する事である。問題は極めて強固な理論的根拠に基づいて、提起されなければならない。その後、行動を正当化する仮説を形成する事はとても容易になる。即ち第1に、ソ連も、米国も、ヨーロッパの帝国主義にとるかという問題に帰着しなくてはならない。つまりイデオロギー的にも、経済的にも、ロシアと米国は直接的或は間接的行動によって、ヨーロッパ帝国主義の打倒を希望しているが、米国はこれをより多く希望している。もしヨーロッパが新しい戦争で自分の力を失ったら、全ヨーロッパの力を失ったら、その日から英語で会話をする帝国は、その全重量を上げて、米国に政治的、経済的援助を求める事になる。これは不可避的だ。米国ブルジョアを不安がらず、左翼的陰謀の世界で君が聞いた事を分析してやる事だ。ここまで話が進んだら、2、3日休止してもいい。次の反応に気を付けながら、更に交渉を続ける必要がある。今度はヒトラーの第1計画を提起する。ここでは彼の侵略を指示する必要がある。勿論ヒトラーは侵略者であり、此の点疑いはあり得ない。この後で質問する。自分では望んでいない帝国主義者間の戦争を考慮にいれて、ソ連と米国はどんな共同行動を取るべきか? 回答は、中立である。ここではこれを論証しなければならぬ。即ち、中立ではあるが、それは一方からの希望に依存するものでなく、侵略者に依存するものである。中立が保証され得るのは、侵略者にとって不都合な場合に限る。この目的の為に正しい回答がある。それは他の帝国主義国に対して侵略者が攻撃をかける事である。ここから、帝国主義者達の間の衝突が、自然発生しない場合は、これを挑発する為の必要性と安全の為のモラルを表現する段取に移行する事は、極めて容易い事である。全てこれが理論的に採用されたら、その時初めて実践問題を話合う事が出来る。これはもう技術の問題である。これが大綱だ(これから下で著述する第二次世界大戦の大綱である。筑波大学中川教授は、ここまで行く過程の宗教の問題を関わっていない。だから主犯を見逃している。主犯は悪魔ダビデに操られたユダヤ金融財閥である事は事実である、他の人達は只動かされているだけである!忍)。

1、ヒトラーと我々の間でチェコスロバキア或はポーランドを分割する条約を締結(ポーランドの方がよい。[そうすれば、戦争が起きるからだ!忍])

2、ヒトラーはこれを受入れるだろう。もし彼がソ連と同盟して、領土奪取の為の冒険を支持出来るならば、民主主義国側は屈服するという安全な保証を彼は持つことになる。
 ヒトラーは彼等の脅威を信じる事は出来ないだろう。何故なら軍事的脅威で威かそうとする者自身が軍縮が実際に行われている事を、彼は知っているからである。

3、民主主義国はスターリンでなく、ヒトラーを攻撃するだろう。二人は侵略し分割した点では同罪であるが、戦略的、論理的理由からして彼等は、その力をまずヒトラーに向け、次いでスターリンに向ける事を余儀なくされる。

Gーしかし彼等は我々を騙す事はしないだろうか?

Rーなぜだ? スターリンはヒトラーを十分に援助する行動の自由を持っていないだろうか? 我々はヒトラーが資本家達と、最後の一人まで、最後の1ポンドまで戦争を持続していく可能性を、ヒトラーに与える事が出来ないだろうか? 資本家達は何を持って我々を攻撃出来る? 荒廃した西側諸国は国内の共産主義革命に対する闘争でかなり難儀する。この革命は場合によっては勝利を得る事も可能だ。

Gーしかし、もしヒトラーが軽く戦勝したら、ナポレオンのように、ソ連に反対して、全ヨーロッパを動員するのではないか?

Rーそれは不可能だ。君は米国の存在を忘れている。君は力の要因、しかも主要な要因を否定している。売国がスターリンを真似て、自分から進んで民主主義諸国を援助すると云う事は、果して不自然だろうか? もし誰かが、戦っている双方を援助する事によって《時計の針を逆転させる》行動を平衡させれば疑いもなく戦争は永久的に拡大していく事になる。

●日本の政策を認める
Gーところが日本は?
Rー日本には中国だけで充分ではないか? 中国に対しては、スターリンは不干渉を保証してやれば良い。日本人は自殺が大変好きだ。しかし、中国とソ連を同時に攻撃する危険を冒すほどではない。未だ何か矛盾があるか?
Gー否、若しこれが私に関わるものなら、私はやって見たいが、君は代表者がいると信じるかネ?
Rーそう、信じる。私はその代表と話す機会はなかったが、次の事を注目して欲しい。デービスの任命は1936年11月に一般に分った。ルーズベルトは彼を前から派遣する考えだった。従って予備行動を行っていたと推定しなければならぬ。人選や色々な任命上の公式手続きには2ヶ月以上もかかる事を知っている。彼の任命は8月に打ち合せが終っていた事は明らかである。所でその8月には何が起ったか? 8月にはジノビエフ、カーメネフ(註、ユダヤ名、ローゼンフェリド)が銃殺された。私は誓って言うが、彼の任命はスターリン政治に対する《彼等》の新しい干渉の為に決定されたのである。私はこれを確信している。次々と行われる粛清で、反対派が次々と倒れていくのを知って、彼は内心大きく動揺しながら旅立ったに違いない。彼はラデック(註、ポーランド系ユダヤ人、本名ゾベルゾーン)の裁判に傍聴していたか?
Gーいた。
Rー君は彼に会ったら、彼と話したまえ。彼はこれをもう何ヶ月も待っているのだ。
Gー今日で私達は対話を終らなければならぬ。しかし別れる前に、まだ知っておきたい事がある。全てこれが本当であり、成功を収めたとして、《彼等》は一定の条件を出すだろう。この条件が何か推察出来るかネ?
Rーそれは推察するのに困難ではない。第一の条件は共産主義者、即ち君達が《トロッキスト》と呼んでいる連中の処刑を中止する事。次に当然、私が既に話した、若手の勢力圏の設置を要求するだろう。その限界は形式的共産主義から分離する事になる筈である。これが主要な条件である。計画が出来上ったら、一時的な共同援助の為の相互協定と譲歩が行われる。君は例えば、パラドックスに満ちた現象を見る事になる。スターリンの敵全体がスターリンを援助する。いや、彼等は必ずしもプロレタリアではない。しかしプロのスパイでもない。社会のあらゆる階層の有力人物、上級社会の有力人物が現れ、スターリンの形式的共産主義者が、真正共産主義とまでいかなくとも、客観的共産主義にかわるや否や、スターリン主義者とその形式的共産主義を援助するであろう。私の云う事が分るかネ?。
Rー終りにする時間なら、私は只次の事を申上げておく。君の理解を助けになるかどうか。マルクス主義はヘーゲル主義であると云われている事は周知の事だ。これは通俗だ。ヘーゲルの観念論はバルフ・スピノザ(註、ポルトガル系ユダヤ人哲学者、1632?77年)の自然神秘主義を理解出来ない西側に対してこれを接種する為の応用手段として、広く普及しているだけである[マルクス主義とヘーゲル主義は違う。形而上(精神)の問題を唯物論に置換えたのがマルクスである。これが犯罪行為である事が、世界は通じていない。全く違う種類の内容である。要するに精神の存在を否定しているマルクスと一緒にして欲しくない。それは霊体の存在(聖霊、神の存在)を否定しているのである!忍]。《彼等》はスピノザの後継者なのである。いや、その反対かも知れない。スピノザ主義が《彼等》の中にいる。スピノザ主義(神の学問)は《彼等》独自の哲学(悪魔哲学)時代の同一変種に過ぎない。この哲学(悪魔学!忍)は以前に発生し、遥かに高い水準に立っている。いずれにしても、ヘーゲル主義者もスピノザ主義者も、双方ともこれを一時的、戦術的に採用しただけである[これは、悪魔の立場の言葉であって、本当は神に従ったスピノザ主義者とヘーゲル主義者が、高い水準の哲学であって、《彼等(悪魔ダビデ王)》は、同一変種に過ぎなく、只、「宇宙の法」を一時的戦術的に悪用しただけである!忍]。物質とは、矛盾を除去した結果、ジンテーゼが生れるというマルクスの発表したようなものではない。実際上これは反対の相互融合の結果であり、ジンテーゼはテーゼとアンチテーゼから得られるものだ。主観と客観の間の最終的調和として真実、真理が生れる。君にはこれがわからないかネ? モスクワ(北京!忍)には共産主義があり、ニューヨーク(ロンドン!忍)には資本主義がある。これはテーゼとアンチテーゼだ。これを検討して見たまえ。モスクワ(北京!忍)は主観的共産主義で、資本主義は客観的国家共産主義だ。ニューヨーク(ロンドン!忍)にとっては、資本主義は主観的で、共産主義は客観的である。人格化したジンテーゼ、真理とは金融インターナショナルであり、資本主義と共産主義が同一となっているものである。これが《彼等》だ。

●エピローグ
 周知の通り、スターリンはラコフスキーの忠告に従った。ヒトラーと条約を結んだ。そして第二次世界大戦も又、革命の利益だけに役立った。
 これらの政策変更の秘密はガブリエルと医師ランドフスキーとのその後の会談から理解出来る。以下がその一節である。
 ガブリエルは言った。
 『ラコフスキーとの会談を憶えているか? 彼は処刑されなかった事を
 知っているかい? 君は会談を皆よく知っている。だから同志スターリ
 ンがこの奇妙な計画を利用する方が賢明だと決心したのは、何も不思議
 はない。この計画には何のリスクもなく、反対にそれから大きな利益が
 得られる。君が記憶を更に新しくすれば、若干の問題を理解出来るだろ
 う。』

 『私は全てはっきり記憶しています。私はこの会談を2回も聞き、それ
 を記述して、訳した事を忘れないで下さい。ところでラコフスキーが《彼
 等(アニイ》と言った人々の事が分りましたか?』

 『君を信頼しているという証明の為、君に言うが、否である。《彼等》
 が誰であるかは、自信をもって言えないのだが、最近になって、ラコフ
 スキーの言った事が色々確認されている。例えば、ヒトラーをウォール
 街の銀行家達が資金援助したと云う事は、正しかった。その他の色々の
 事も正しかった。私が君と会っていないこの数ヶ月間、私はラコフスキ
 ーの証言と関連のある調査をした。私が個人をはっきりさせる事は出来
 なかったのは、本当だが、金融家、政治家、学者、はては聖職者に至る
 まで、それぞれ高位を占め、巨大な資材と権力を持ったグループは実在
 している。彼等の占めている地位と彼等の行動の結果から判断すると、
 彼等の思想の多くが、共産主義思想(共産主義思想はキリスト教から産
 れている!忍)と多分に共通点を持っている事が、奇妙だし、不可解に
 なる。勿論、特別の共産主義思想ともだよ。しかし、全てこれらの問題、
 その複雑性、動向、プロフィールには触れずにおくとしても、ラコフス
 キーの言う通り、彼等の行動、誤謬においても、スターリンを盲目的に
 模倣して、共産主義を建設しているのである。ラコフスキーの言った一
 切の事は、細部まで遂行されている。具体的な事となると何も掴めない
 が、又それに反対するものも何もない。反対に彼等は一切に対して、大
 きな注意を払っている。ジョジフ・デービス大使は慎重に、過去の裁判
 の事をほのめかしているが、それはラコフスキーが近い将来恩赦される
 のをほのめかすまで至っている。これは米国の世論に好影響を及すだっ
 てさ。3月裁判の時は大使をよく追跡した。彼はこの裁判に立会ってい
 た。我々は彼に特殊の技術者を同伴する事を許可しなかった。被告との
 相互連絡を防止する為である。彼は専門外交官でないので、技術の繊細
 な事は分らない。彼は被告達を眺めるよりほか仕方がないので、目配せ
 で何かの合図をしようと努めていた。彼はローゼンゴレツとラコフスキ
 ーを元気づけようとしていたのだと思う。デービスが裁判中、彼等に非
 情に関心を持っていた事、又彼はラコフスキーに対して、”メーソンの
 挨拶”の合図をしたと、ラコフスキーは後日確認している。
  なお奇妙な現象が他にもあったが、申上げる事は出来ない(未だ隠さ
 れている!忍)。3月2日夕方、ある強力なラジオ放送を通じての通信
 を受取った。「恩赦か、それともナチスによる脅威の増大か」。このラ
 ジオ通信はロンドンのソ連大使館の暗号電報であった。これが重大な警
 告であった事は当然である。』

 『その脅かしは現実化しなかったのですか?』

 『とんでもない。3月9日夕方に法廷は審理を開始した。そして3月1
 2日最高裁判所の討議が終った。その日、3月12日午前5時30分
 (1938年)ヒトラーは自分の機甲師団にオーストリア出撃を命令し
 たのである。勿論これは単なる軍事的散歩に過ぎなかった。だが、この
 事を事前に考慮に入れる充分な原因があったのであろうか? デービス
 の挨拶やラジオ通信、信号、判決と侵攻の一致、ヨーロッパの沈黙と
 云った事を、全てこれは偶然だと考えて、これを見送る程、我々は馬鹿
 だったのだろうか? 否、実際に我々は《彼等(アニイ)》を見ていな
 いが、彼等(悪魔ダビデ!忍)の声を聞き、彼等(悪魔ダビデ)の言葉
 を理解していたのである。』

ルースカャ・ジーズニ紙より

解説
 そもそも現代の世界政治はユダヤ問題[宗教問題の一つとして考えて欲しい。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は全て同じ神の宗教である。只互いに、自分の所が正統なる神である主張しているが、正統性はない。特にユダヤ教は、悪魔ダビデがアブラハムと契約した事から始っているので、悪魔ダビデに付きまとっているのです。漸く悪魔ダビデ自身は滅亡したが、その系統は生残っているのです。悪魔ダビデは、神(エホバ)に最も近き兄弟であったので、かなりの横暴があったのです。ユダヤの問題は、これが根本的な問題であるのです!忍]を抜きにして成立しない。民族主義(ナショナリズム)と国際主義(インターナショナリズム)はユダヤ問題に定位せずには、理解出来ない。事にスターリン時代のソ連の歴史はスターリン主義ー民族的社会主義とトロッキズムー国際的社会主義の対立に終始し、今では後者が完全に没落し、前者が支配的となっている。その結果、正統的マルクス主義者を自負しているトロッキスト、社会主義者達は、ソ連の現体制を反革命、反共的だと避難している[国際的だと考える人の方が狂信的である。ずうと革命を考えているから!忍]。上記のラコフスキー調書は、以下の事を念頭に入れておく必要がある。調書はいうまでもなく理論的解説ではない。それは被告の所信表明であり、当然あるべき理論的前提は、ユダヤ教の野望であり、事件の本質に関する分析である(この辺りの解説は、シホン長老の議定書に書かれている。高橋良典氏は、理論的前提がないと解説している事じたいが唯物論に入り込んでいる。宗教の歴史を調べれば、その辺りの理論的解説は沢山ある。その代表は、シホン長老の議定書である。高橋氏は、これを偽物と心に入っているから、理論的前提がないと答えているのです。これらの問題は、形而上の問題と精神的の善悪の問題であるから、「繊細の問題」として考えなければならない。霊体はこの世に存在しているから、これが唯物論との違いの前提であり、当然、善霊と悪霊は存在し、聖なる善霊が、神として君臨しているのです。霊体の存在を否定したならば、この証言の内容は一生理解できないでしょう!忍)。この証言の中で特徴的な事は、被告がマルクスのインターナショナル以外に、ニューヨークの金融界を根拠とするユダヤ金融インターナショナルが世界革命の陰謀を策動している事、しかもこれはマルクスも認めており、ロシア革命ではトロツキーを演じた事は、周知の事実であるが、ロシア革命、第一次世界大戦においてユダヤ金融資本が闇の帝王として活動した事は、注目に値する。この陰謀組織は決して表面には顕在化しない秘密のものであり、この調書の中では推測、示唆の域を脱していないが、今もなお活動をしていると断定している(只、親玉である異星人のダビデ・カンターレ子爵は、この宇宙の中では消滅されているから、その家来又は、ダビデと同盟している異星人と結託している可能性はある。何故ならば、ユダヤの神エホバは、日本に住んでいるから、イスラエル国家建設は出来ないから!忍)。では一体、闇の帝王は何を志向しているのか? ドストエフスキーは『手帖』の中で次の様に書いている。
 「ユダヤ人(ダビデ王愛着宗教人!忍)は一切のものを、ヨーロッパを、文明を、特に社会主義を支配している。・・・
 ・・・彼らは社会主義を宣伝しながら、相互に一致団結し、ヨーロッパの全てが滅び去った時、(ダビデ王愛着宗教人!忍)
 の銀行だけを残そうとする。やがて反キリストが到来し、混沌の上に君臨しよう」

 又第一インターナショナルでマルクスと対立したバクーニンは、

 「私は確信している。一方ではロスチャイルド家がマルクスの功績を評価しており、他方マルクスはロスチャイ
 ルド家に本能的な愛着と深い尊敬を感じている」

と、『国家性とアナーキー』において述べている。
 ヘーゲル哲学を換骨奪胎したマルクスもユダヤ人(ダビデ王愛着宗教人!忍)であり、世界的財閥ロスチャイルドもユダヤ人(ダビデ王愛着宗教人!忍)である。国際的社会主義のリーダーであったトロツキーもユダヤ人(ダビデ王愛着宗教人!忍)である。では、一体トロツキーの支配者は誰なのか? この調書では、只《彼等》とだけしか書いていない。しかしその覆面を脱いで《彼等》が我々の前にその正体を暴露する日は、そう遠くないであろう(首謀者は、暴露されたが、その同盟の異星人と家来全体は暴露されていない!忍)。
 こうした世界陰謀の謎をとく鍵は、イエス・キリストが荒野で40日40夜断食した時、彼の前に現われた悪魔の言葉ではないか。

 「悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、この世の全ての国々とその栄華とを見せて言った。
 『もしあなたが、ひれ伏して、わたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう』・・・」

  この悪魔こそ黄金の犢牛ーマモンの神(ダビデ・カンターレ子爵、牛頭大王、バール神、神エホバ天帝の双子の弟)である。資本主義インターナショナルーカピンテルンこそ、悪魔教の教団である(要するに天皇陛下が行われている神の農業儀式を神の儀式として認めるまで、ミカエル大王を、宇宙連合軍隊最高責任者として認めるまで戦いが続く。悪魔ダビデが何を行ったかは、フリーメーソンの歴史と共産主義の虐殺の歴史、牛頭天王の人殺しの歴史等、世界の残虐な歴史には全て関与しているのです。そしてユダヤの歴史を正しく伝わっていないのです!忍)。

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